東海道五十三次はお休み
広重の絵は「袋井の出茶屋の図」である。これは袋井の宿場の風景ではなく、そのはずれの田園風景で、木の下の出茶屋を描いたものである。東海道筋には、この茶店のように葦簾がけの茶店が諸所にあり、旅人の渇をいやしていた。駕籠舁と飛脚がのんびりと一服している。
冬の風物詩「万両」
・万両の花は7~8月頃に咲き、
12月頃から冬にかけて実が赤くなる。
万両のなかには実が白い種類もある。
(赤と白の万両の実、赤と黄の千両の実、
万両の花、百両の実、十両の実を掲載)
・万両の実はずーっと長い間残る(冬にできた
実が次の冬まで残っていることもある)。
・正月の縁起物に使われる。
・万両と千両の名前の違い。
千両は葉の上の方に実をつけるので 鳥に食べ
られやすく、万両は葉の下に実をつけるので
食べられにくく、
その分、実がしっかり残るから・・。
または、万両は垂れ下がり、千両は上向きに
つくので、万両の方が重い、千両は軽い、
とのことから名づけられたともいわれる。
(諸説あります)
百両や十両はそれらに比べ背が低く、実の数も
少ないからことから、こう名づけられた、
との説があります。
(季節の花300より
)