東海道27番目の宿で、五十三次の丁度真中にあることから「東海道ど真ん中」をテーマに町作りが行われており、宿の入口に置かれた、「ど真ん中茶屋」は街道沿いに残る松並木と並んで、宿を代表する名所である。
袋井宿をでるとすぐ木原一里塚が見える。近くに許禰(こね)神社がある。また原野谷川を渡ると、大日堂古戦場跡がある三ケ野の江戸道の田舎道となる。
江戸時代の旅の宿泊は旅籠である。宿賃は、「江戸の宿」によると、「天保13年に品川宿で定められた旅籠賃は、200文(5000円)」旅籠は朝、夕の食事も提供した。食事のない宿を、木賃宿と称した。
見付迄の行程5.8kmである。
葛飾北斎の袋井宿の絵は、松並木の三ケ野江戸道を往来する旅人。
松の下に茶屋が見える。
冬に実をつける「柾の実」
海岸近くの林などに自生する。
・葉は革質でブ厚い。
・秋から冬にかけてオレンジ色の実をつける。
・庭木や生け垣によく使われる。
・「正木」とも書く。
・”斑(ふ)”入りの葉のものは
「黄覆輪柾」(きふくりんまさき)という。
葉っぱのふちや中央部に斑が入るものや、
葉っぱが金色に輝くところから
「黄金柾(おうごんまさき)」と
呼ばれる品種もある。
(季節の花300より)