季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(掛川宿)

2007-12-08 06:49:59 | インポート

掛川の町が発展したのは、16世紀末、掛川城に入城した、大河ドラマ「功名が辻」でご存じの山内一豊による。一豊は町並みの整備や寺社の振興を行い、町の下地を整えた。江戸時代に入ると、旅人や秋葉詣での参詣客で賑わった。
掛川には江戸時代の両替屋のような清水銀行の建物がある。また横糸に葛で作った糸を用いた「葛布」が特産品となっている。

掛川城は復元されて美しい天守閣を持っている。整備された町は、城下町らしい趣向が見られる。町を出ると、あたりは途端に田舎道になる。逆川(さかがわ)を渡ると、広重のポイント倉真川の大池橋が先に見える。袋井宿に入ると東海道のど真ん中に小学校がある。茶屋の名前まで「どまn中」と言うのがある。袋井宿まで9.5kmの道程である。


広重の絵は「秋葉山展望」倉真川(くらみがわ)に架かった大池橋で、空に掛川凧があがっているが、この風景は田植えの頃で、早乙女が田植えをしている姿がみられる。凧あげは稲作の神事の一つで、正月のほか田植え時にもあげたようである


冬の味覚「みかん」

もっともポピュラーな「みかん」です。       
・中国から渡来した柑橘類から日本で偶発的に   
  作られたつくられた品種。                   
・鹿児島県原産で、全国で栽培されている。     

・ふつう、種子(タネ)はない。               
・初夏に白い5弁花が咲く。                   
・葉は光沢あり。                              
 ・別名  「温州蜜柑(うんしゅうみかん)」     
        誕生地は鹿児島県だが、市場に出回る名前
        として、中国江南地方の、柑橘類名産地の
        「温州(うんしゅう)」の名がつけられ、
        そこから「温州みかん」の名で呼ばれる。
・愛媛県の県花(蜜柑)→ えひめみかん        

・「橘(たちばな=みかん)は  実さへ花さへ   
    その葉さへ  枝(え)に霜降れど           
    いや常葉(とこは)の樹」                 
      (万葉集  聖武(しょうむ)天皇)       

(季節の花300より


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