季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(舞阪宿)

2007-12-14 06:32:11 | インポート

東海道の中で船渡しは、宮宿~桑名宿と舞阪宿~新居宿のみ。江戸時代ここは「今切の渡し」と名付けられた要所であった。当時、この宿に3ヶ所の船着場があったが、現在も北鴈木(きたがんげ)と呼ばれる当時の船着き場が石畳のまま残っている。

舞阪宿からは”今切の渡し”を船で渡る。浜名湖は淡水と海水が混じった汽水湖で、塩分濃度が低いから水産物の質がいいらしい。
今切とは、湖と外海の開口部を言う。
船を降りて新居宿に向かう。新井宿にある新居関所は唯一現存する関所史跡跡で、江戸時代幕府や豊橋城主の厳重な管理で知られる。昔はこの関所前に船が着いた。現在は湖も埋め立てられ、当時のままの石畳が残る。

新居関所では、江戸時代の役人の仕事の様子が人形で再現されている。珍しい女性の役人”あらため女”人形が、男装した女を見分け、取り調べたという。

見付宿から浜名湖の北を通り、東海道の御油宿に至る街道を通称「姫街道」と呼ばれた。一説には女性に対して詮議が厳しかった新居宿の関所を避けるためだったと言われている。
新井宿まで5.9kmの道程である。


広重の絵は「舞阪・今切真景」である。

室町時代中期に地震と洪水により湖と海を隔てていた陸地が切れ海水が流入するようになった事で、今切れと名付けられ舞坂側の渡場となった。前景の棒杭は江戸時代宝永の頃、荒海の波を避けるためにと数万本の杭が打込まれた名残りである。右に遠く小さく富士山が描かれている。


冬に実をつける「南天の実」

開花時期は、  6/15頃~  7/10頃。
・花は比較的地味な白いもの。真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を略して「南天」。     
  「なんてん」は「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。                   
  鳥が食べない限り冬中見ることができる。 
          (鳥の大好物のようです)       
  実を乾燥させたものには「せき」止めの   
  効き目がある → のどあめがありますね。 
  また、葉には「ナンジニン」という成分を 
  含み、殺菌効果がある。 

(季節の花300より)

        


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