宮宿の宮とは、熱田神宮のことである。別名熱田宿と呼ばれる。宿場は東海道唯一の海上路「七里の渡し」をはじめ、東海道の脇街道である佐屋街道や中山道垂井宿に向かう美濃街道への分岐点として大いに賑わった。
宮から桑名までの船旅は28kmある。名古屋港を進むと、名港中央大橋をくぐる。揖斐川、長良川、木曽川の木曽三川の河口を上り、揖斐長良大橋をくぐり「七里の渡し」跡をみながら上流の船着き場に着く。
ここから本陣跡を目指す。国の重要文化財「六華苑」がある。ここは大正~昭和の実業家のお邸であった。大正2年に建築の洋館で設計はコンドルと言うこと。広い庭園には数寄屋普請もある。
東海道の最大の難関は川で「越すに越されぬ大井川」と言われているが、街道を遮断する大きな川が最大の難関であった。特に木曽三川(木曽、揖斐、長良)が合流する宮宿から桑名の間は河口を船で渡らなくてはならなかった。
桑名までの道のりは28kmである。
広重の絵は「宮・熱田神事」の図である。宮は、熱田神宮の門前町である。当時は東海道中最大の宿駅で、熱田神宮や伊勢神宮参拝の旅人達も集まったので、大変賑わった。この図は、熱田神宮に伝わる季節の行事・馬追祭で、馬の駆競の結果によって、その年の豊作を占った祭りである
12月クリスマスの花「ポインセチア」
11月から12月頃よく見かける。まっ赤。
(ほんとうはまんなかの黄色い部分が花)。
なんとなく”クリスマス近し”という感じ。
赤と緑の組み合わせがいいですね。
・アメリカの駐メキシコ大使のポインセット氏が
メキシコで発見し、アメリカ帰国後に紹介して
広まったことから「ポインセチア」になった。
・別名 「猩猩木」(しょうじょうぼく)。
”猩猩”は中国の想像上の怪獣で
猿のような顔をもち、毛は紅色。
赤い花なのでこの猩猩にたとえられたの
でしょう。
(猩猩=オランウータン、の説あり)
・12月22日の誕生花(ポインセチア)
・花言葉は「聖なる願い」(ポインセチア)
(季節の花300より)