まずは自分を助けるでしょう。自分が動くことができれば家族を助けるでしょう。自分や家族が無事なら近所の人を助けるでしょう。近所と言っても向こう三軒両隣など本当に近所でしょう。班のこととか町のことを考えることはできないでしょう。自分一人で自分、家族、近所の人を助けることができない場合は大声で近所の人に協力を求めるでしょう。動くことができる人が近所で助け合うことになると思います。
西洗自治会の安否確認訓練の中でいいことだと思うことは、自分や家族が無事な場合は玄関先に出ることです。問題はその先で、自治会の訓練では班長が安否確認に来たら無事である旨を報告するとあるが、現実は、班長は来ないでしょう。班長代理も来ないでしょう。訪問者に無事を伝えることより、近所で安否確認し合い、助け合うことがだいじと思います。つまり近所で安否確認し合う訓練がだいじです。
班長による班員の安否確認は班長ができる状態になったら行うということになるでしょう。
自治会の安否確認訓練は現実を想定していないような感じがします。もっと現実を想定して訓練内容を検討することが望ましいと思います。
なお、訓練では「我が家は無事です」と書いてある安否確認カードを玄関先に掲示することになっていますが、これは現実でもいいことだと思います。近所の人々に無駄な心配をかけない効果があります。班長も助かります。