日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

日限山小・南舞岡小統合問題の本質

2024年07月16日 | 社会

統合を推進している横浜市教育委員会事務局学校計画課の出した資料をよく読むと、問題は南舞岡小の教育にあるのではなく、また学校規模にあるのではなく、教育に対する横浜市のお金の配分にあることがわかります。

横浜市は財政に不安があるようで、教育予算までけちらないといけないという心理に追い込まれているということではないでしょうか。

林文子前横浜市長は、自分は経済の経験知識がある、横浜市の財政を改善すると言って当選したのですが、新産業をおこすアイデアを出すことができず、港地区を中心に観光産業に期待し、イベント企画実行を繰返すのみとなり、最後は、政治家菅義偉氏のカジノ誘致論に飛びつき、墓穴を掘りました。

現在の山中竹春横浜市長も、産業論がなく、財政再建には自信がないようで苦悩しているとの印象を受けます。市長が重視するGX(Green Transformation)は、環境論であって産業論ではありません。横浜港が貿易港として活気を帯びることにはならないでしょう。ふ頭のクレーンはお休み状態が続きます。"GREEN×EXPO 2027"(2027年国際園芸博覧会)が起爆剤となって横浜の経済が右肩上がりになると期待する人は少ないのではないでしょうか。

横浜市は、明治の実業家渋沢栄一のような、数多くの企業の創設に貢献し、民間企業家として多くの業績を残す人材を必要としています。そのためには教育に注力する必要があります。

現実は横浜市は教育まで節約する「不活性状態」に追い込まれていると思います。

しかし、つい私達は、行政よ、しっかりせよと行政に依存してしまいます。実は、自分が事業家・仕事人になると決心して、自分の財産を自分の事業・仕事に投資する人になることがだいじなのではないかと思います。私は、労働サービス業の経験知識しかなく、投資知らずで、はがゆい思いしています。気持ち、事業家・仕事人として生きたいと思うだけで、老病に苦しみながら人生の最終章を書いています。

今日は、午前中、西洗公園で、公園の南側、芝生広場東の東南部の荒れの修復に平鍬を振るいました。かなりの修復になったと思います。確か、6月16日の当番班による公園清掃のとき、芝生広場東でとった泥付きの雑草を大量に、東南部の荒れ地に入れてもらいました。落葉も入れてもらいました。その雑草等が枯れ落ちついてきたので今日はその上に泥を敷いて整地しました。芝生広場東が広くなった感じがします。

芝生広場東の修復は南部の荒れの修復で一段落します。夏祭りまでに終えたいと思っています。夏祭りまであと1か月ちょっとですね。あっという間に夏祭りが来ると感じています。

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西洗公園南西部の築山の斜面、上の方は、泥が流れ、荒れがひどい

2024年07月16日 | 社会

この荒れを修復するには、古来、日本の山の人が、使ってきた技術が有効です。荒れた斜面に等高線にそって数十cmの深さの溝を適当な間隔で何本も掘ります。この溝に枯れ枝や切った枝をつめます。その上に落葉を敷きます。その上に泥を敷きます。落葉を敷く、泥をしく作業を続け、斜面を修復していきます。雨が降ると、水は、表面を流下せず、下にしみこみます。下の硬い土面で流下しますが、溝でその底にしみこみ、土中にしみ込みます。落葉は泥の補強材になり、修復面の崩れを防ぎます。

西洗公園愛護会は、8月下旬の夏祭りに間に合うように現在築山の荒れの修復に注力しています。7月7日の当番班による公園清掃では、近くのクチナシの植込みの中や周りの雑草除去、落葉掃除をやってもらい、雑草と落ち葉を荒れた所に大量に入れてもらいました。落葉等は不足です。修復を急ぐので愛護会は園内のほかからも落葉を集めて入れ続けています。泥も園内のほかから運んでいます。

荒れは意外に大きく、大量の落ち葉を要することがわかりました。教訓ですが、荒れは小さいうちに修復するのが正しいですね。

公園愛護会は、日々、公園を観察し、変化、問題点等に早く気付き、すぐ対策を講じる。これが正解ですね。問題を大きくしてはいけません。

今後、50年は西洗公園愛護会の体制が拡充することを祈ります。問題が小さいうちに対策をとるなら、朝のラジオ体操、あるいは散歩感覚で、手入れの作業を実行できます。公園の手入は、苦しいというより、健康にいいし、成就感、満足感、幸福感があり、楽しい作業になると思います。いろいろな技術を学べるのも、考えるのも楽しいことです。

公園利用者や近くに住む人との情報交換も楽しいことです。公園愛護会に批判的な人もいますが、ほとんどの人々は、肯定的で、一緒に公園改善に取り組めます。やりがいを感じることができます。

重要なことは、公園維持管理に関する、町の人々に通用する法・常識を追及する精神を忘れないことだと思います。この精神は、港南土木事務所の公園維持管理方針にも反しないと思います。

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