自分の家の庭は、12月30日、花が終わった小菊の群生の処分、庭で育てた里芋の一種「海老芋」の収穫などを終えました。今年はサツマイモは大失敗でしたが、「海老芋」は大成功でした。巨大な芋に生長した親芋に多数の子芋がつき、単位面積あたり生産性は満足がいくものでした。普通の里芋の親芋は、煮ても、ごりごりして、味もよくありません。「海老芋」は違います。とろりとしたところも味も子芋とあまり変わりません。
私のふるさと磐田市は今「海老芋」生産日本一だそうです。さすが農業市磐田市です。(注)最近50年、隣の浜松市の影響を受け、工業化で大失敗した市です。先祖がえいえいと苦労して開発してきた水田農業を捨て、今、貧困にあえいでいます。畑作で復活できるでしょうか。
長年御所があった京都は「海老芋」を珍重して消費しています。さすが日本の古都京都です。
今日は、西洗公園正門(北門)を入ってすぐ左側の普通のツツジが植わっている空間の土改良作業実験を続けます。オオムラサキツツジは最初からケヤキと一緒に植えたので、どちらも弱りながら50年経った今も何とか共生しています。ところがこの空間の普通のツツジは、ケヤキが大きくなってから植えたようで、完全にケヤキの木の根に負け、土が養分、水分、空気不足で確実に枯れつつあります。
そこで西洗公園愛護会事務局は、この普通のツツジを助ける実験を行っています。あまり深く掘る必要はないと思うが、ツツジの周りを掘り、木の根をとり、落葉を入れ、上に土をかけます。今、木の根取りで苦戦しています。毛細根のような細い根、1cm以下の細い根、1cm強の根が縦横に張りめぐっていて、スコップはもちろん、平鍬、備中鍬も入りません。ねじり鎌で土を除き、出てきた根を切りとり、またねじり鎌で土を除くという作業を続けています。今日で何んとか掘る作業を終えたいと思っています。(注)港南土木事務所にお願いし、重機でツツジごと掘り起せば楽ですが、情報知識収集のための公園愛護会事務局の仕事実験です。馬鹿げていると思う人が多いと思いますが、今後の公園管理知識として役立つと思います。
それでは皆様よい新年をお迎えください。
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