一昨日は友人に連れられて旅仲間の会、旅ジャーナリスト会議に飛び入り参加した。
みんな旅が大好きで、熱く語る人ばかりだ。
会長さんの自宅兼事務所は、昭和の趣きがあり懐かしく感じた。私が昭和風と言ったので、会員の方が「平成風が解らないから昭和風が理解出来ない」と言った。そういわれると何をもって昭和風と言ったのか自分でも解らなかった。感覚で得たものを理論づけずに発する性格はいまだに治らない。
帰宅して自分の部屋の電気を点けて一目瞭然!
ふすまや障子の存在だった。子供の頃の家は和室でなくても襖がありかくれんぼになる押し入れがあった。中央に紺色の帯が入り、松や梅などの花の墨絵が描かれている。そして障子もあった。それから私が使っていたような勉強机が並んでいる。幼いころに見てきた情景と似ているから居心地がよいのだ。
人は、ふと過去に触れたくなるものだ。
皆さんとお話をしながら、心は子供時代に戻っていた。
fine ART photographer Masumi