記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

目ぢから

2009年08月09日 17時46分07秒 | Weblog
川崎市民ミュージアムで開催されているハービー・山口さんの写真展に行ってきた。
モノクロばかりの写真は私の身体に抵抗なく浸透していく。音が聞こえてきそうな風景、ゆったりとした時間の流れを感じる光はどこか懐かしさを感じる。
ベルリンの壁崩壊の時期の写真に興味深いものがあった。崩壊直後の壁に描かれたネコみたいな目。その二つの目玉に吸い寄せられた。絵だとわかっているが何故かそれ以外の景色には興味が持てなかった。

生まれて間もない赤ちゃんは母親のどこを見て反応しているかという実験を所さんの目がテン!でやっていたことがあった。のっぺらぼうのお面に口、鼻、目だけをそれぞれ書いたものをお母さんが被り赤ちゃんをいつものようにあやす。結果は目が書いてあるものだけに反応しニコニコ笑った。目玉に反応するのは本能なのだ。たとえそれが本物ではない絵だとしても、惹き付けられてしまう性分なのだ。

突然の土砂降りに足止めをくってしまった。
バス停でひとり雨宿り

fine ART photographer Masumi
コメント
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