記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

カラスの行水

2009年09月28日 21時44分08秒 | Weblog
先週の土曜はnaocoさんと武蔵小金井にある江戸東京たてもの園を訪れた。

最近の「美の巨人」でやっていた前川國男さんの建物が見たかったからだ。
たてもの園までは駅からバスが出ている。園内は広い都立小金井公園の中にあり、休みだからか、マラソン大会らしきものをやっていた。たてもの園には人が少ないかと思ったがいやいやどうして、結構見学者がいたのには驚いた。しかしこうやって沢山のたてものを一度に見学する機会はは初めてのことだと気が付いた。たいてい歴史上の人物の生家を訪ねるくらいだ。あるいは佐倉にある歴史民族博物館のような施設なら館内にいくつかの時代に別れて住居の様子がみられるようになっている。だがここはすべてが独立した建物として完成しているから面白い。
茅葺き屋根の家を除いて全て靴を脱いで家に上がり二階からの眺めも楽しんだ。
庭園には池があるところがあり、この日は久しぶりに28度を超していたため、カラスが行水をしていた

子供の頃、見たいテレビがあるからと、猛スピードでお風呂からあがると決まって母親に「まるでカラスの行水だね」と言われたものだが、ことわざどうりじゃない事をこのとき知った。
だっていっこうにやめる気配がない。気持ち良さそうに羽を水のなかでバタツかせ時折コチラを伺っている。

全ての家を見たが、やはりコルビジェのもとで学んだ前川國男さんの建物がダントツにイカしてた。日本人がもつ和の部分と見事にマリアージュしていたからだ。共生と言ったほうが正しいかもしれない。狭い部屋をいくつも作るのとは異なり大胆な空間を切り出すやり方は住むものに安らぎを与えるのだ。
終の住処(ついのすみか)はこんなお家がいいな









こんな空き地もとんと見られなくなったな。


洗濯物が干してある風景がすきだ。

fine ART photgrapher Masumi
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ゆずちゃん

2009年09月28日 06時49分00秒 | Weblog

今日で札幌も最後。(日付は9月21日)
午前中は知り合いのお花屋さんを訪ねた。
私が仕事として初めて制作したホームページのお花屋さんだ。お花屋さんには珍しく白のグランドピアノが店内に置かれている。花の香りに包まれて演奏することができるのだ。そしてもうひとり、いや一匹、看板犬のゆずちゃんが迎えてくれる。
いつもメールと電話のやりとりしかしていなかったのだが、今回初のご対面だ。テレビ塔のあたりで一度連絡をすると、曲がり角までご主人のSさんが迎えにきてくれた。お互い顔を知らないから声を聞いて安心した。
お店は大通り公園からは少し離れていて二条市場から近い。写真でしか見たことがなかったゆずちゃんにも会えた。店内には確かに白のグランドピアノが置かれていて壁一面の棚にはたくさんのCDが並べられていた。私はピアノの経験は遊び程度しかない。そのかわり高校までエレクトーンを習っていた。でも機械的な軽すぎる音に比べピアノの澄んだかつ重厚な音色に私は憧れた。
ゆずちゃんは私がご主人と知り合いの人間だとわかるとおとなしくなって、自分のお家のなかで眠くなってしまったようだった。帰り際にせっかくなのでゆずちゃんの写真を撮らせてもらった。なんだか恥ずかしそうにご主人の目をうかがっている姿が可愛かった。でもこれ、笑ってますよね?

二条市場のそばでおいしいパン屋さんを発見!

石窯焼きパン ヴェルジネ・ヴァッカーノ


fine ART photgrapher Masumi

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