記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

久しぶりの国内線

2009年09月17日 17時57分05秒 | Weblog
今日から遅い夏休み。
今年は北海道に決定。
五年いや10年ぶりかもしれない。
いつも飛行機に乗る時は赤いパスポートが必須で、逆にこれさえあればなんとかなるという感覚だった私はパスポートを持たないことに非常に違和感を感じた。国内ならこんなにも簡単だったんだと改めて知らされた。
チェックインを済ませスーツケースを預けた後の解放感、たまらない昨日は四時間半しか寝ていず、朝ごはんも食べる暇もなく少々やつれ顔。機内に入る前に小腹を満たすものを探したいところだが、時間に余裕がなく直接機内へ直行。でもお腹の空きよりも眠気が勝り夢うつつの中で離陸した。シートを倒す間もなく眠りにおちたので直立で寝ていた私はかすかな記憶だが上を向いて口を半開きにしていた気がする。気づくと閉じるが無意識のうちにまた口をあけていたようだ。この態勢は極度に眠いときに私はとる。明らかに間抜けな姿だが仕方がない。爆睡のおかげで札幌に着いた時はいくらか復活していた
千歳空港で予備校時代の友人と待ち合わせた。約20年ぶりの再会。到着ゲートの前でMちゃんは待っていてくれた。いやあ、全く変わってなかった。お互いちょうどお昼だったので空港のレストランで海鮮丼を食べながらお互いの空白の20年間を埋めていった。Mちゃんとは高校3年の夏休み、某医歯薬理工系予備校の夏期講習で知り合った。さすがにひとりでいるときは思い出せないことも二人でいるとあの頃の情景がよみがえってくるのが楽しい。ただいつも感じることだが私の記憶力のなさに呆れる。友人は断片的ではあるが詳細な映像として記憶しているのに私はぽっかり穴が空いたようにまるごと消えている。私の記憶装置は年相応いやそれ以上なのだということを実感した


fine ART photographer Masumi
コメント
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