記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

満開

2010年03月14日 20時06分46秒 | Weblog
今日も昨日に引き続きぽかぽか陽気だ。
昨日ほど風は強くない。
2週間後に控えたお花見の下見に地元川沿いの桜を見に行った。
いつも行く道順は公園を突っ切る。角を曲がると見える公園には満開の桜が見えた
携帯をかざして写メを撮る女の子達がいる。
ああギリギリセーフだ。すでに葉が出ている木もあった。葉っぱが出てきちゃうと見た目が美しくない。公園の角に植わっている、あまり葉の出ていない桜を撮影した。
お花見予定の海老川沿いは多くがソメイヨシノなのでまだつぼみのままだった。再来週には7分咲きくらいだといいな。
ここには野良ネコの家族がいる。今年も新たな家族が生まれたようだ。去年は人なつっこい子猫が無防備にわたしにまとわりついたが今年は逃げはしないが寄ってくることはなかった。これもネコの魅力のひとつだ。昨日見た岩合光昭さんにはかなわないが私も愛すべき猫をモデルに撮影した。
昨日、今日と猫とさくらに癒されました











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不安の数

2010年03月14日 11時35分57秒 | Weblog
昨日見た熱血!ホンキ応援団。
わたし「はるな愛」さんのことニューハーフである以外よく知らなかったけどお好み焼きが大好きで、自らお店を経営していたんですね。
番組では赤字のお好み焼きやさんの再生にはるな愛さんが選ばれた。
同じ立場として自分よりも大先輩の夫婦に厳しい本音を投げかけた。なかでも一番心に残った言葉があった。

「メニューの量は不安の量」

店内は雑然としていて壁にはメニューをべたべたと、これでもかという程に張り付けていて、正直お客さんは何を頼もうか悩んでしまう。実際、私がメニューの多すぎる店に入ると、一体何がココの切り札なの?と思う。
これ、ウェブサイトのメニューや広告などすべてのデザインにも言えることだ。中身が多すぎるのは見る側の理解を半減させる。主役が脇役になってしまう。シンプルが一番。伝えたいことは何なのか。
また店の中と外で清潔感が感じられなかった。飲食店における一番の押さえどころがなっていない。清潔感がない店は出される料理も期待出来ないし厨房も不潔だろうと判断する。

はるな愛さんの言葉はどれも当たり前のことかもしれないが、説得力があった。かつては繁盛していたこの店から、何も言わずに去っていったお客様の声を代弁するには十分すぎるほど愛情のある言葉だった。経営者としての器だ。
根底にあるのは、自分が好きなお好み焼きを多くの人に知ってほしい、そして気持ちのいい環境で味わってもらいたい、それだけなんだと思う。その軸がぶれてはならないのだ。決して儲けが先には来ていない。儲けはあとからついてくるもの。

いやあ、はるな愛さんを尊敬してしまった。
アドバイスを受けた夫婦は翌日から店のリニューアルに取り掛かった。ありすぎるメニューを切り捨て、ここのオススメを新たに考案しお客様が選びやすいメニューに一新した。外観の醜さ、一見して何の店だか解らない不明瞭な看板、店内の張り紙も変えて無事リニューアルオープンの日を迎えた。
オープン時間の前にはるな愛さんが来た。見違えた店を見てはるな愛さんも嬉しそうだ。メニューをみてオススメを注文した。以前は特別個性のないお好み焼きだったが今回はちがった。ふわふわのお好み焼きに変わっていたのだ。
60才を過ぎた夫婦の新たな出発。新たな試みに年齢は関係ないのだ。


fine ART photographer Masumi
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