記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

春をつかまえた

2010年03月05日 06時48分39秒 | Weblog
おとといの朝、遠くにピンクいろがほわわ~んと目に映った。色に誘われて歩いて行くと。。。

さくらだ

千鳥ヶ淵沿いの遊歩道に大木のソメイヨシノが威厳を放って列をなしている。まだつぼみだ。その向かいに、か細いさくらの木が三本だけ植わっている。その桜が咲いていた。名はなんというのだろうか。

今年もさくら追いの季節が近づいてきた。
お花見も待ち遠しくてたまらない。でも紅葉と違って楽しむ期間が短いので限られた週末を計画的に過ごさなければいけない。

会社は靖国神社の真横にある。8階のオフィスからの眺めは日が差し込む朝が好きだが夜も好きだ。
朝デスクにいたら清掃のおばさんが声をかけてきた。
「ここは眺めがいいから桜の季節は最高よ見事な桜を見下ろすことが出来るわよ。そのときは楽しんで

今まで桜を見上げたことはあっても見下ろす経験はなかったように思う。早く見てみた~い





fine ART photographer Masumi
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朝ごはん

2010年03月05日 00時57分59秒 | Weblog
月曜日朝の総武線各駅電車。まだ暗い空の時間に、乗車する人は結構いる。
ひと駅先で乗り換えなので扉からあまり離れない位置に立つと、扉の窓ガラスに映る女性の口元が異常に大きな動きをしていた。ガムではない動きと判断した私は妙に気になり彼女を観察することにした。しばらくするとガラスに右手が映りラップに包まれたかやくご飯のおにぎりが顔をだした。
彼女は朝ごはんを食べていたのだ。もちろん立ったままである。周りは特別驚く素振りもなく私みたいに観察するわけでもなかった。
電車の中でご飯を食べる気分は最高だ。でも座れた場合に限る。箱の席で向かい合ってお弁当を広げるのが幸せなのだ。だが立って食べるのは遠慮したい。第一落ち着かない。ガタンと揺れた拍子に、うっかりおにぎりを落としかねない。それが転がったりして赤っ恥をかくのが落ちだ
朝の通勤時間のパリのメトロで、ショートカットの女性がベージュのトレンチコートのポケットから黄色いりんごを取りだし、2、3回コートにリンゴをこすったあと、かぷりと食べ始めた。
右手にりんご、左手にはメトロミニッツというフリーペーパー。かっこよかったなあ。
海外だとなんでも絵になってしまう。
早速真似をしてパリの街中を歩きながらりんごをかじってみた。りんごは予め、ペーパータオルできゅっきゅっとテカリが出るまで磨いておいた。青空の下で食べるのは椅子に座って食べるよりも数倍おいしい。
だが帰国した日本ではまだ試したことがない。いや恥ずかしくて出来ない。
神楽坂の50番の肉まんはできるけどりんごかぷりは出来そうにない
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