記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

いつかは無縁仏

2010年07月21日 20時55分07秒 | Weblog
日本のお墓事情だと、お墓を守る家族、親戚、孫がいなくなり、管理料が入らなくなると、お墓は掘り返され、中の骨壺は無縁仏達の集合したお墓である合祀墓の仲間入りとなる。父のお墓があるお寺さんも入口近くに無縁仏となった仏さまの集合墓地がある。
そしてお墓があった場所はきれいにさら地となり新たな仏さまを待ちわびるのだ。金の切れ目が縁の切れ目とは世知辛い世の中だ。

海外ではお墓を守るものが途絶えても、そのままそこにお墓は存在し続け、わざわざ花を生けるわけではないものの、雑草が生えれば刈ることはしてくれる国もあるそうだ。
合祀墓のようになにもかもいっしょくたにするのは日本独特なのかも。

自分がその立場だったら合祀墓に葬られるのはまっぴらごめんだ。
きっと主みたいな仏さまがいるに違いない
新入りが来たとばかりさんざんコキ使われそう。
ならばいっそのこと潔く散骨にしたほうがいいのかもしれない。
そのほうがよっぽど自由がきく。生きているうちに死んだ後のことを決めておかないとあの世で永久に後悔する羽目になりそうだ。

コメント (2)
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