「貴方のいちばん大切なモノはなんですか?」
いま読んでる単行本で、こんな質問が飛び込んできた

最後まで読み終わる前にふと考えた

私なら、「今まで撮りためた写真だな


10代や20代前半くらいなら、また違った答えだったかもしれない。
でも、40年も生きてきた今、自分の軌跡でもあり、家族や友人と積み重ねた歴史が、確かな宝だと実感出来る

その先を読み進めた

何人かのフランス人に尋ねた答えは、「両親と、妻と子供たちの写真」というが多かった。
やはり

海外映画やドラマで、家族の写真がサイドボードに所狭しと立てかけてあるのを見たことがあるはず

決してブランド物や、宝石類、まさかの現金

写真とはなんて素晴らしい技術なんだろうと思う。
その瞬間を封じ込めることが出来るからだ。
写真を見るだけで、その時の空気感まで甦る。
フィルムならネガがある限り、デジタルならデータが破損しない限り、その瞬間を甦らせることができるのだ

これ、絵でも再現できるのかな?
写実的な絵ならそう?
でも空気感までは、表せないだろう。
ひとの記憶力を補い、ココロを癒すことの出来る唯一の宝物なのだ


お昼休みにのぞいてきました!!真っ暗闇に置かれたゴールドのオブジェがなんとも不思議な感覚でした。
ポーラミュージアム アックス