まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「いつでも帰っておいで」

2014-11-15 09:16:48 | TV


中学同級生で歯医者さんになった女友達に聞いたことがある。
「ね、毎日、人様の口の中を見ていると嫌になることない?」
私もばかなこと聞いたものだが、友人は至極真面目に、
「歯医者さんてね、結構そういう方面の病気になる人いるんだよ。うちの人も一時なったわ」だそうだ。

 『昨夜のカレー、明日のパン』 6話

片桐はいりさん演じるギフの義妹、歯医者の朝子さん。突然、ギフの家に来て、
「なんかさ、このまま人の口の中だけ診て年を取るのかと思うとむなしくて」
ギフの家にしばらく居させてって。
ああ、そうよね、独身の朝子さん、失礼な質問をしたことがある私にはその気持ちとってもよく分かる、気がする。
そしてね、おまけに玄関の例のブリキでできた家族表札に、紙に書いた自分の名前を張り付けてあるの。ああ、泣けるわ。

間の悪いことに、その日、書道教室で知り合ったギフの女友達が訪ねてきて。
喧々諤々、あれやこれやのバトル。
で、その女友達がギフに「妹さんに帰ってもらえる」と言われて、ギフはきっぱりと。
「それはできない」

「朝子が戻ってくる場所がなくなるのはかわいそうだ」
「妻といつでも朝子が戻れる場所を作る約束をした」
朝子さん、ふすまの陰でそれを聞いていたのね。

それで朝子さん、やっぱり自分の歯科医院に帰っていくの。
そうよね、戻れる場所があることがわかれば頑張れるよね。
帰ろうとする朝子さんに玄関先からギフが声かけるわけよ。

「いつでも帰っておいで」って。ああしみじみする。

  

おまけに、朝子さんが戻っていった歯科医院の玄関に患者さんからの張り紙。
「はよもどってこんかい。いつまでも待っているぞ」
あああ、胸が熱くなる。

で、みんなが帰った後、台所で洗い物をしながらギフの鹿賀さんが歌う歌がこの曲。

星屑の町

 ♪両手をまわして帰ろう 揺れながら
 涙の中を たったひとりで
  やさしかった 夢にはぐれず
  まぶたをとじて 帰ろう
  まだ遠い 赤いともしび

 ♪指笛吹いて帰ろう 揺れながら 
  星屑わけて 街をはなれて
  忘れない 花のかずかず
  まぶたをとじて 帰ろう
  思い出の 道をひとすじ

  泣ける。

6話には、ほかの登場人物の「帰る、帰っておいで、帰る場所」エピソードが
たくさん散りばめられているけれど、私は朝子さんのそれに肩入れする。

あっ、それでも最後。
7年間も、大事にキャンデー缶に入れて持っていた亡き夫の骨をお墓に返してきたテツコさんが
「ただいま」って戸を開けるとカレーの匂い。
昨夜作って残しておいたカレーを温めたカレーの匂い。
とってもよく知っている匂い。ギフと二人で食べるの。

その夜、布団の中で涙流している徹子さん。
余韻がある素敵な終わり方だった。

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とっても満足です

2014-10-30 14:37:41 | TV

『昨夜のカレー、明日のパン』 第4話 幽霊と△

そうよ、そうでなきゃあこのドラマ。
3話がやけにセリフ多く、どこか人生訓くさくて。
いくら格言類が好きな私としても、おいおい、の感がしきりで違和感多し、だったのが。

いやあ4話、よかったわ。ちょっと胸詰まる場面も多くて。
なんといっても行間ていうのか余白というのか、観ているこちらに
「どうぞご自由に感じて」とほおり投げてくれているのが心地よくて。
おかげで好きに感情移入できるもんね。

4話はギフの亡き妻夕子さんの法事での出来事。

法事の会食料理の魚をさばくのに呼ばれたテツコさんの同僚岩井さん(溝端淳平君ね)だけが、
夕子さんの幽霊とテツコの夫一樹君の姿が見える。

会食も終わりみんな帰って、縁側でひとりウイスキー飲みながら
♪夢でもし逢えたら~(鹿賀さんの歌声が素敵なのよ)と歌っているギフの肩にもたれて
幽霊の夕子さんが一緒に歌ってる姿が見えるわけ。
「おれもあんなふうになりたいなと思って」って。

で、今度は台所で洗い物をしているテツコさんの背中をそっと抱きしめている一樹さんを見てしまうわけ。
切ないね、岩井くん。

縁側に行くとウイスキーを飲んでいるギフが、
「先に死んじゃうなんてずるいよなあ」「ずるいですよ」
見てたような言葉言っちゃう。

でもでもどうせ負けると自棄になってる岩井さん、一樹さんに言われたじゃない。
「そっちの方が有利」「生きてる!」
そうだよ、何が有利か分からないけれど、生きてることは素晴らしい。

溝端君、岩井さんに入り込んだ微妙な表情するのね、なかなかの役者さんなのね。感心したわ。
今まで一度も見たことない鹿賀丈史さんも力が抜けていてすごくいいの。
このドラマの男優陣、ひょうひょうとしていてとってもいい。

夕子さんの妹役片桐はいりさんが、幽霊の姉にバックを隠されて、
「お姉ちゃんいるんでしょ、帰るからね、また来るからね」と声かけるの。
その声が子供時代の声のようでちょっと泣きたい気分になった、切なかったわ。

あっ、ちなみにギフの名前判明。
寺田連太郎さん。
最初の寺山家の玄関アップで、ほら実家もそうなのだけれど、ブリキに書いたような苗字と家族全員の
名前を並べて描ける表札。あそこに書いてあった。
それから、はいりさんがギフに「連太郎さん」と呼びかけていたものね。

 観終わった後しみじみしっとり。温かい気持ちになれた。

 

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2話目は大事

2014-10-22 12:39:03 | TV

秋ドラマは今までになくドラマを観ている。夏ドラマなんて一つも観てなかったのに。
ドラマって2話は大事ね、視聴続行か断念か決定するもの。

  (全く季節外れの写真ですみません)

「昨夜のカレー、今日のパン」 2話はいいわいいわって観ていたのに・・・
3話視聴

うーーん、微妙。
どこが微妙って、セリフが多すぎる。
それも何となく説教くさくて、いや声高に説教しているんじゃないのよ。そうじゃないけど、それが匂う。
ギフやら(この人のはそれはまあまあそういう年齢だから許す)
ムムムさんの男子同級生サカイ君やら岩井さんやら山ガールさんやら。
セリフ多々で人生訓多し、はあまり好きじゃないから、いささか鼻に付いたのよ。
なんて上から目線であれこれ、すまぬ。
あっ、それから隣の娘ムムムさん、ついに名前登場 「宝さん」
ひとりで喫茶店入られないギフと喫茶店でコーヒー飲んでいたら、ギフが思わず名前発する、といった態で判明。後はギフだけだな。
4話で盛り返しておくれ、と誰にともなく頼む。

反対に 「さよならの私」

石田ゆり子さん好きな私としては、それだけで普通に1話視聴。
ストーリーは面白くて観ていたのに、高校時代からの親友永作博美さんと心と体が入れ替わる、という最後ででその手の話は好きじゃないから、あちゃあと思ったけれど。
いやいや昨日は引き込まれた。
バリバリキャリアの石田さんが子供がいる専業主婦の永作さんに入れ替わって思いがけなく母性に目覚め始める。
反対に親友石田さんと夫藤木さんの不倫に傷つく永作さんは、何年もなかった身体の関係を再び取戻し喜びを味わう。

すごいね、永作さんの演技。私初めて永作さんのドラマ観たけど、いやあ凄い。
静と動併せ持つ自然なそれでいて迫力ある演技、彼女にはまりそう。
2話観てから視聴続行かどうか決めよう、と思っていたけれど。躊躇なく続行決定。


最高の期待値ドラマ 「ぼんくら」1話視聴
宮部みゆきさんの「日暮し」「お前さん」 井筒平四郎3部作のドラマ化。

同心井筒平四郎と彼を取り巻く人たちの3部作はもうもう大好きで何回か読んでいる。
それなのに筋はすっかり忘れていて、かけらも思い出せないという体たらく。
でも、3部作全編江戸の雰囲気が色濃く出ているから
(甥が事件解決に大きな役割を果たしているのは好きじゃないけれど)
それに浸って、いいなあいいなあと。

平四郎役は岸谷五郎さん、さらに大事な役お徳さんは松坂慶子さん。
うん、悪くないけれど。
私の思い込みとイメージが強すぎるから、鉄瓶長屋のセットも平四郎宅もどうもいまひとつ雰囲気が違う気がして。ドラマにめり込むのに苦労がいる。
せっかくの宮部さん時代物のドラマ化なんだから視聴続けるけれど。
どうか2話目、江戸に引き込ませてね、お願いよ。

それでも週に3つも楽しみがあるなんて・・・久しぶりだわ。


 

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『昨夜のカレー、明日のパン』

2014-10-13 12:25:37 | TV

第2回 「星と雪だるま」視聴

私、ドラマはほぼ出演俳優で見るのだけれど、この作品には特に贔屓の俳優は出ていないのよ。
でも観たかった、楽しみにしていた。それは、

脚本が 木皿 泉さんだから。  
「すいか」脱落だったから、この方たち(ご夫婦共同執筆だからね)の作品はすごく観たかった。
寝てはいけないと録画しておいたけれど、そんな心配無用。大好きな雰囲気。

全編通してゆるゆるたんたん。
どきどきすることもハラハラする事件もなく、ギフと嫁のテツコさん、その周辺の人たちの日常が流れていくだけ、ただそれだけだけれど・・・

それぞれの登場人物の心の内に抱えているものが、大きな波となってあるいはさざ波となって打ち寄せては引き返す、そんな感じのドラマだと思う。

加賀丈史さん演じるギフが、
「赤飯があってアジフライがあってせん切りキャベツがあって、俺、幸せすぎてこわいくらい」
みたいなセリフを言うのよ。

そんな場面を見ていると、日頃のいろいろな不平不満も消えて、
そうだそうだ、大好きなおいしい食べ物を食べることができるのは最高に幸せだわ。
そういうことよね、と静まっていくわけ。

それが出演されてる役者さんたちが大げさな芝居でないので、観ている自分の想像力を引き起こしてくれて。なんとなく、ああ今のままの自分でいいんだな、肯定された温かい気持ちになって。
笑って、ときに涙腺が緩んで。

歯医者の片桐はいりさん、アジフライご相伴の招待を受けるのだけれど、
「忙しいから」と断るの、見栄張って。ほんとは暇なのに。
「人間て面倒くさいのよ」だって。分かる、くくくくってなものよ。
そしてカメに紙を切り抜いた歯をくっつけて「できた!」だって。

引きこもり元CAの娘ムムムさんが外出。
お父さん役の小倉一郎さんが「お帰りって言うのが久しぶりだ」と。
するとお母さんが「練習しとく?」なんて。
「ばかな」と言いつつ、お父さん、
「お帰りー」と練習するのよ。するとお母さん、
「おかえりーってどうして首が伸びるの?」と。

もう笑ってしまうよね、笑いつつ、娘を思う親の気持ちが伝わってきて・・・
小倉一郎さん、好き。

いいドラマだわ。日曜の夜が楽しみ。

 

「ギフ」 「ムムム」 というカタカナ表記の役名。なんだろうね。
「ギフ」が、ミムラさん演じる息子の幼馴じみ隣のおじょうさん、もとCAの「ムムム」さんの名前はなんだったっけ?
と思い出そうとするけれど。
7年前に亡くなった息子のお嫁さん(仲里依紗ちゃん)といまだに同居している「ギフ」だって名前がはっきりしていない。
この二人の名前が明かされる時が来るのかしら。

エンディングにプリンセスプリンセスの ♪M が流れると、
歌詞がドラマの内容と重なって泣きたい気分になって、私、さらにもりあがるわけ。

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日本の船はcool?

2014-08-08 15:03:31 | TV

「COOL JAPAN  発掘!かっこいいニッポン」は外国人の感性をフルに活かして、クールな日本の文化を発掘して、その魅力と秘密を探ろうという番組。ということで。

忘れなければ観る。面白いのよ、外国人の方の日本観が。

 (去年の7月 佐渡)

で、この間のテーマは「日本の船はcool?」
参加の外国の方がいろいろな日本の船をあげていて。
「ふーん、そんなふうに日本を感じていたのか」と興味を引いたことをあげてみると。

◎オートレースが盛んなわけね。
「日本人は時間をかけない早いものが好き。何日もかかるヨットレースは日本人は我慢できない」
「結果がすぐ出るものがエクサイティング」って。

そっか、私が相撲好きなのはすぐに結果が出るからなのね。そうよ、その通り。

◎松江城の堀川めぐり
「面白いのは日本人が水面に映るサクラや城を見て楽しんでいること」
「日本人の特別な神秘的なものを感じた」そうで。
そうよね、{水鏡}って言葉があるくらいですものね。
そもそも城の外壁が汚くて川に映らないって言った方には笑ったわ。

◎造船技術
私も初めて知って仰天、ミリ単位にまでこだわって船を造っていくその技術力、素晴らしいのね。
ギリシャの男性が、
「日本の資源は日本人の精神」と褒め称えてくれて。ありがとう!と感謝。

◎3泊4日の船旅
これには参加者一同喧々諤々の論議。
総じて評判よろしくない。
イベントが盛りだくさんだったり、朝早くから体操したりなんて信じられないって。
「リラックスしに行くんだから最低10日はないと」なんて。

司会の鴻上さん
「船のデッキで本読むなら、別にどこで読んでもいいじゃん。わざわざ船に乗って本読まなくても」
って日本人を代表しての質問。1票投じます。

 (引っ張り出してきました)

私がせっかちなのは日本人の血を色濃く受け継いでいるんだな。なあんて。
面白かった!

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ミーハー、バンザイ!

2014-08-04 12:26:58 | TV

バンザイ!なんてちょっと大げさか。

 ジュリー!

今のあなたがいるから私たち、つらい日々もつらい出来事も乗り越えていけるという更年期真っ只中の女性3人のオムニバス小説。なのよ。
2,3回読んでいるはずなのに、少しも詳しい中味が思い出せなくて。
でもそんな感じ。ジュリー というと思いだす小説でして。

で、録画しておいた『ザ・タイガース2013 LIVE in 東京ドーム』を観た。白髪5人勢揃い。
英語の曲はすっ飛ばして懐かしの若き日のタイガースメロディーよ。いやほんと懐かしい。
ま、おおげさに言えば私の青春時代。
会場の東京ドームはそんな青春オジサンオバサンで超満員。

♪君だけに~
ってジュリーが指差すと、そこらへんきゃあ~~の大絶叫。年なんて関係ないね。
♪君だけに~でご自分もしっかりジュリーに指差し。
私だって会場にいたらためらわずに指差しちゃうね、やったもん勝ち。
もっと盛り上がっていこう、って♪シーサイドバンド
ステップあのステップもしっかりやってくれたからテレビの前で私も思い出す。
そうよ、ビアガーデンで割り箸持ってサークル仲間と♪シーサイドバンバアーンなんてステップ。
はたまた海行ったときなんか、そこら辺の棒切れでドラム叩く真似したもんね。
はああ、若さは恥も外聞もない、恐ろしい。
でもいいの。
ジュリーを見ると、聞くと、そんな時代もあったのねと・・・ちょっと、はい。(ジュリー私とおんなじ目の細さになってどうする!って突っ込んだことは内緒)

(タイガース・SMAP メンバーイメージ)

その後がまたまた。
これまた録画しておいたSMAP45分ノンストップライブを観て新旧トップアイドル萌え。
私、ミーハーでよかった、2つのグループファンでさ。
いやあ何とも言えない至福の時。今現在唯一の至福の時。
60代のかってのアイドルと40代の今もアイドル張っているSMAP。
どちらもファンな自分が、ちょっといやほんとミーハーで結構幸せだわ、なんて。


だからさ、横浜年下友よ、是が非でも9月のSMAPコンサートツアー東京ドームチケット当てておくれ。
私、曲に合わせてちゃんと振りできるんだからさ、ちゃんと盛り上げられるんだから。
チケット待ってる!

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感謝のスピーチ

2014-04-01 12:58:12 | TV


笑っていともグランドフィナーレ、レギュラー出演者のタモリさんへの感謝のスピーチを観た。
全員それぞれ素敵なスピーチだった。
だったが・・・
やっぱりほらそれはそこ、ツヨシクンファンの私、ツヨシクンのスピーチが一番すてきだったと思ってる(贔屓)。

大方の人たちがタモリさんと自分、いいともと自分の関係で感謝のスピーチを述べていたのに対して。
(もちろんそれはそれで心打たれたわけですが)ツヨシクンは違った。

順番待つ間、母の気分でいた私は、大泣きしてぐだぐだになって何話していいか訳分からなくなるんだろうツヨシクンが容易に想像できるから心配するやらはらはらするやら、ちと落ち着かなかった。それが・・・

あれま、なんのその。
立派じゃないの、涙ひとつもこぼさず涙声にも震え声にもならず、堂々と。
タモリさんの人となりをいかに素敵な人かを飾らずそのまま自分の素直な言葉で伝えているのよ。
毎年のようにお正月、ご自宅訪問して、我が家のようにふるまっている関係を考えれば、ツヨシクンはタモリさんと親密な親子のような関係があるに違いないのに一言もそれには触れてない。

いわく(ネットから拝借しました)

タモリさんのそばにいるとですね、何か、物事とかを違う目で見る目ができて、何か、色んな、こう世界とかを、違う目で自分が見れるようになったりとかして。
あの、色んな世界を広げてくれるのが、タモリさんのすごい素敵なところだなぁと。
それと、何か、物事の固定観念とかを、こう、取り除いてくれるところが、何かすごい素敵な、あの~、おじさんだなぁと思ってます

タモリさんの笑顔を見てますと、自分が悩んでることとかが、何か、馬鹿らしいなと思えて、あの~、何か元気に、あの、前向きになれる自分がいるので、あの~、タモリさんの笑顔は、本当にみんな、大好きだと思います。

僕も何か、年取った時にですね、タモリさんみたいな素敵に笑える人間になりたいなぁと思います。あの、これからも、え~、あの~、格好良くて、そして、ちょっと変態なおじさんで居続けて下さい。

長すぎず短すぎず。タモリさんを的確にとらえた、それでいて大好きだという気持ちがストレートに伝わってきて爽やかだったわ。
ツヨシクン、すまぬ。おばさんは君を侮っていたわ、ほんと、芯の強い人だったのね。

そういえば、ビストロスマップでタモリさんへのおもてなし料理も。吾郎さんがばらしていたけれど。
「タモリさんが好きな味は、タモリさんの好みの食感は・・・こうじゃない」と何度も作り直したそうな。

おもてなし料理といえば、料理人が自分が最高と思うお味を心こめて作るのが普通だと思うけれど。
ツヨシクンは、お客であるタモリさんの好みを第一に優先して(タモリさんをよく知らなければできないよね)
もてなそうとする。いいわあ、好きだわ、そういうところ。

というわけでして。
語ろうとすればいくらでも熱く語ることができるツヨシクン贔屓おばさんの戯言でした。

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『あの日 生まれた命』

2014-03-12 13:45:14 | TV

昨日、3月11日。TVでは多くの震災関連のことが報道された。
私が視聴したのはひとつ。
『あの日 生まれた命』 
3年目のこの日、その子たちは3歳になった。

「生まれてきてくれただけでありがとう」
ひとつの命が誕生するってそれだけの単純な喜びだと思っていたけれど・・・
3月11日に生まれたという事実に複雑な思いを抱えてしまうなんて。
心の底から祝福できないなんて。残酷だ。

でもでも。
掛け替えのない命の誕生。
それは何の日に生まれようがどんな時に生まれようが、やはり大切な大切な命だと私は思う。
そうであればなおのこと、命の尊さをよりいっそう感じるのではなかろうか。

介護施設で働くお父さんが、悲しみを背負った日に生まれた息子を連れてその施設を訪問した時。
息子さんがいるだけで、入所しているお年寄りの人たちを笑顔にし、元気にしてあげている。
それが画面を通して十分に伝わってくる。
君が生きているってそういうことだ。3月11日に生まれた事実ではない。

お父さんは言う。
3月11日に生まれてきてくれたハルセと3月11日に災害にあった南三陸町も、
ハルセの成長と南三陸町の復興が同じように進んでいくのかなと思う。

おもいおもい言葉、本当にそうであってもらいたいし、そうあるべきだ。

そして、今は複雑な思いを抱いていて心から祝福できないでいるご両親も、
やがて心の底から、
「生まれてきてくれてありがとう」
と言える日が来ることを願う。

どの子も、いくつになっても3月11日に♪ハッピーバースデーの歌が歌えますように。

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それぞれの個性が。

2014-01-28 11:52:23 | TV

昨夜のスマスマ。
スマ進ハイスクール、この企画は大好き。面白い。
SMAPの個性満開。

昨夜はSMAPがオーケストラの指揮者に挑戦、という企画。
もう演奏する前から結果はか分かっている。

カトリサン、キムラサン、ナカイサン。
このお三方がいい結果を残すに決まっている。
なんといっても感がよさそう、飲み込みが早そう、それなりのスタイルが出せそう。
カトリサン、ナカイサンはコンサートの構成を手掛けているものね。
キムラサンはスポーツでもなんでもそつがない。やはりキムラサンがいちばん指揮者に適しているそうで、はい。

対して。
イナガキサン、ツヨシクン。
グダグダゆるゆるが目に見えている。それがどの程度なのかが楽しみで。
はい、期待どおりでした。
講師の西村智美さんが、ツヨシクンの指揮から繊細で内向的な部分が見える、
とおっしゃっていたが、分かるのかしら。

それでいてイナガキサン、ツヨシクンの二人だけが舞台に立って活躍している。
5人旅の時には、いなくてなならない存在と言われて。うん、分かる。

それぞれの個性がうまくかみ合っているSMAP。いいわ。

 今朝 この後雨。


 

 

 

 

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クリスマスの約束 2013

2013-12-28 13:08:55 | TV

いやあもう録画しておいてよかった。ほんと、よかった。
『クリスマスの約束』
まさか吉田拓郎さんが出演とは!泣きそうになるくらい胸が詰まったわ。ほんと。なんどもほんと。
いっきにその時代に自分が帰っていく感じがして・・・

拓郎さんが ♪落陽 を歌った後

 小田さんと固い握手

 ふたりのMC 拓郎さん、1年ぶりの舞台だと

 そして ♪リンゴ を歌う

 ♪旅の宿や♪夏休みと似た甘酸っぱい青春振り返り

 小田さんの澄んだ高音と拓郎さんの声が見事に
ハモって、より切なく聞こえたわ。まさかお二人の声が合うとは思いもかけなかった。
そして♪今日までそして明日から

私はずっと今まで出だしの歌詞は 私は今日まで生きてきました と思っていたけれど、
私は今日まで生きてみました だったのね。
40年ぶりに二人で歌うと言ってたけれど、20代に作った歌だものね、やっぱり みました だわ。

拓郎さんの最後の曲

 ♪人生を語らず

 この歌は今のお二人の年代にピッタリ。

 おおっ!60男のハグ!

拓郎さん、今は音楽が楽しく、みんなの前で歌えることが幸せ、なんてほんと素直にお気持ち吐露していた。
いやあよかった。もう何回も繰り返し観ているのよ、聞いているのよ。

他にも、桜井和寿(Mr.Children)、JUJU、スキマスイッチ、根本要(STARDUST REVUE)、松たか子、水野良樹(いきものがかり)さん、小田さんの母校東北大の合唱部が出演されていたけれど、みんな素敵だったけれど、今のところは拓郎さんで満たされているわ。はああ。

で、コンサート映像とかで今回初めて思ったこと。
どうか観客の方々は映さないでいただきたい、一緒に口ずさんでいる映像なんて・・お二人の演奏だけでいいの、
と激しく思ったことは内緒。

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