まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

先輩の言葉

2010-01-08 12:00:02 | くらし


なんたって、出会うと開口一番「生きとったか!」
と小憎らしい一言をぶつけるワタナベサン。
さらに「類は友を呼ぶ」とか言って、奇人変人同士の出会いの喜びを捻じれて表現するのよ。

今年も6日が初対面。薬局談義。
「目がかすんで見えにくい。俺はもうすぐいくな」と言うから、
「いいじゃないの、もうそういう場所見つけてあるんだからさ」と暴言。

話はあちらこちらに及んだけれど、
何といっても、「自分は小さくなって生きているんだ」というから、信じられない。
もう好き放題の言いたい放題の人なのですから。
「おめえは、目ん玉と脳みそがつながっとらせんから、バカだって言うんだ」
なんて平気で言う人ですから。


(オオイワカガミの紅葉)

そんな人が、
「俺ぐらい虫を飲んでいるもんはおらん」
「えっ?!」
聞いてくれ、と、11人兄弟である自分の長姉の話。
うん、なるほど、そりゃあ大変なお姉さんだ。虫も飲まなきゃあいかん。

で、そんなワタナベサンが、

「小言は一晩おいて」って言うだろ、と言うから驚いた。
うーーんと唸る。

その場で血が上ったことを言うたら取り返しがつかなくなるだろ。
一晩おきゃあ、少しはおさまるねか。言うこともおとなしうなるわさ。
男は特にそうだ、決定的なるがさ。女は単純だから言うてもいい。
だからの、難しいことは女に言わせるんだ。
それで喧嘩になったら、男が出て行って謝ればいいがさ。

なんだなんだ、ワタナベサン、口が悪いだけじゃないんだ。
私もこれから真似しようと深く感じ入った。

感じ入る話も終わって「さて、これから朱鷺でも見に行こうかな」と言うから、
「私、噂になってもいいから、助手席に乗せってくれない?」と頼むと、
「馬鹿げな、誰が行くかさ。おめと行くとトキも逃げるが」だって。

ああ、やっぱりこれがワタナベサンだ(ーー゛)

コメント
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