ちょっと前の話になりますが・・・
住職同級生とばったりの顛末を遅刻友にも早速報告した。
私が同級生ということは、遅刻友もマサチャンママも同級生。
ついでと言ってはなんだが、その中年女性が私を覚えていたこと。
父入院時の同室住職奥様が私を覚えていたことの不思議さを訴えた。
あんたあ、そりゃあ、顔だけじゃないよ
油紙に火がついたみたいにその調子でぺらぺらぺらぺら喋りまくったんじゃないの
と鋭い指摘。
そうか!そういうことか!それでか!と激しく同意。納得。
うーーん、でも、とまた思い直す。
それにしても、1年も2年も前のこと、よく覚えているなあとひとしきり感心する。
お寺さん関係の方は記憶力抜群の人が多いのかしらねえ。
で、道でばったり。中年女性の方に、
「お世話になっています」とご挨拶された。
お顔を見て、ハイキング仲間の奥様で急死した同級生の姉上と見たから、
「こちらこそ」
と愛想良く返す。
いつもどおりにすりゃあよかったのに、
愛想良くしたからにはと、何を思ったのか、
このたびは急なことで・・・
大変でしたでしょう
もうびっくりしました
なんたらかんたら、と珍しくそれなりの挨拶をとうとうと長々しく述べたてた。はあああ
どこか不審そうに聞いていたその方、しばらくして
「あのう、私、そこの新聞販売店ですけど・・」
あわわわ、あわ、早く言ってちょうだい。
なんとなんと。
毎月、留守中の新聞代を持って来てくれていたというのに、さっぱり顔を覚えていない。
新聞代とセットでないと新聞屋さんと認識できない。
頓珍漢な会話を平気でする。
恥はいっとき。
そんな開き直りをするからいけないのね。
それにしても、どうしてこう顔を覚えないのかね。
この手の恥が多いのかね、いやんなっちゃう。