先週の老人会おむつたたみは、時節柄、仏さんの話で盛り上がって。
来週は彼岸だからまた団子作りが忙しいがなって。
私は、彼岸の入りにお団子を備えればそれでお仕舞いと思っていたから、えっ?そんなに?なんておバカな返答をした。
彼岸の入りに作って、中日に作って、土産団子も持たせんなんがさ、だと。
土産団子はお盆の時だけじゃないのか。初めて聞いて唸っていたら、完璧、老女たちに呆れられて、
「あんたの、坊さんに聞いた話だけど、あるもんが、私はそんなの作れえんって言うたんだって。そしたら坊さんが、しまや(店の名前)に行って沢根団子(佐渡名物)買うて来ればいいがさ、って言うたってよ」
って、そっくりそのまま私に当てはまるような話をしてくれた。私もそうする!
で、土産団子の作り方講義。
普通の団子をわざわざ押しつぶして平たくする集落あり。
団子の上をつまみ、下で凹みを作り、都合3か所凹みを作る集落あり。
なんで、そんなことするんだろうね、と問うと、
「しらんけも、背中から転がらんようにするんだねえか」って、ほんとかね。大笑いしたけれど。
そして、白玉団子、串団子、沢根団子で代用する様無しな人あり。
ヒオウギ
まだあるのよ、知ってました?
お盆に胡瓜の馬、茄子の牛を作るわけ。
亡くなった人がお盆に早く来るために馬、ゆっくりと帰るために牛なんだって。
ついでに、ほおづきは提灯っていうから、姫リンゴはどうよ、なんで何でも4つづつ供えるのか、としつこく問うたら、そうなっとる!と面倒がられた。
はああ・・・老女たちと話をするとためになることがいっぱいだわ。