今日も太陽を見る、幾分気温は昨日より高め。
午前中、滅多に会ったことがない従妹が、
「窓があいとるから帰って来とるかと思って寄ってみたっちゃ」
と2時間ほど話し込んでいった。両親が亡くなる前は会う機会がほとんどなく、私は子供のころの顔しか覚えていない。
「おばちゃんにご馳走してもろたが」って。
彼女の家は塩入れないから、夷のおかゆはどうしてこうしょっぱいのかと子供心に思ったそうな。
「いっぱいご馳走してくれてエビやらかにやら食べさせてもろたけれど、私お腹壊してそれからエビもカニも食べええんようになったや」
と言うから、母も罪作りな。大笑い。
昨日の相川町。
陽は出ていたけれど風があって気温は低く寒かった。
相川は坂や階段の多い町。坂を上った高い所からは春の海がよく見える。
坂道上りながら振り返ったとき、足元見ながら下っていてふと目をあげたとき、
坂の向こうに海が見えると、なんということなく胸の内でおおーっと声が出る。
京町通りを下る
茶屋の横 空き地
コーヒーをいただきたくお店に入る
崖の上に建つお店の中からも海が見える。
お店の方が「海は毎日変わるから飽きない」とおっしゃっていた。
ほんとうにそうだろうな。
私はずっとずっと海が嫌いだったけれど、佐渡で生活するようになってから海を眺める毎日になって。
今では横浜の自宅で海が見えないことに物足りなさを感じている。