公園の河津桜鑑賞して上がってくると固い蕾をつけたコブシが(モクレンかもしれないけれど、コブシにしておく)。
お前が花開くのを楽しみにしているよ、とカメラにおさめる。単独じゃつまらんから河津桜といっしょのも撮影。
パソコン画面で見ると。
あれぇー、どこかで観た構図、知っている構図、記憶にある構図。
そうよ、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂『アダムの創造』。これだわ。
(web拝借)
神が人間を創造し、命を与えるエピソードの象徴となっている、
システィーナ礼拝堂のフレスコ画の中でも世界的にもっとも有名な作品。
アダムと神が差し伸べあっている手の構図に似てるじゃないの。
首が痛くなるほど曲げて見上げた天井の絵。ちょっとでも声が高くなると、
監視員の太ったおばさんが、床を棒でたたいて「シー!!!」って叫んでたその光景まで思い出せるわ。
ぼんくらが撮った2本の木とミケランジェロなんて妄想も甚だしく強引だわね。
いいのよいいの、私は一瞬そう思ったんだから、との開き直りもずうずうしく。
蛇足だけれど同じ木を撮ったこちら2枚にはそんなこと思わない。