佐渡に帰るとまずゴミ始末を考える。
燃えるごみ収集は週に2回あるからどうにか出すことができる。
今回なんぞ帰った翌日がそうだったから、夜遅くまで朝は早くから断捨離ごみの始末。
うーんと躊躇していた父の計算尺やらを始末。これで両親の個人的なものはほとんどなく
なったから、後は私の手に負えないものばかり。家の始末をするときに業者に頼もうと決め
たら、なんだかほっとしたわ。
他の日常ごみね、私が飲み干したビールの缶が収集日と合わないから(月1回しか収集しない)通路に何ヶ月分も山積みよ。それが今回はラッキー、収集日と重なる、やれ嬉しやと
見れば跡形もない。
ん?そうか、そこを通るお隣さんが見るに見かねて出してくれたんだ、と思って。あらま。
さっそくお礼に行ったわ。すると奥さんが、
「燃えないゴミも出しておいてくれれば捨てるから」と言ってくれる。燃えないゴミも
月1回しか収集しないのよ。
そりゃあすぐそのお言葉に甘えて、瀬戸物を2つ袋に詰めて通路に。
重いからなあ、と申し訳なく思いつつ、遠慮なくというか図々しくおいて置く。
ご近所さんはほんとにありがたい。
朝散歩は自転車で。
稲穂が黄金色に輝いている田んぼが見たいから、清々場所へとギコギコこぐ。
友人は稲刈り後の田んぼ風景がいちばん好き、と言っていたけれど、私はやっぱり
黄金色風景の方がいいわ。だからチャリンコギコギコ。涼しくて快調にギコギコ。
10月に入っていたから稲刈りは終わっているかもしれないと、半ばあきらめ半分。
それが。
稲穂にススキ、黄金色に乳白色が揺れる揺れる。まさに見たかった風景が広がって。至福の時。いやあ満足。重い腰をあげて佐渡に来ただけはあるわ、ってなにしに来たのか。ま。
タソガレ場所を通り過ぎる
清々場所へと 梅津川沿いの土手
清々場所 両津湾 遠く見える小佐渡の山々
正面はドンデン山