昨日はいちだんと暑かった。
二階の寝室が、昼過ぎ34度になっていてびっくりを通り越して、あらまあってんで。
夜、それでも夫はエアコンをつけないで寝ているから、もうどうなっても知らないわ。
「暑いな」というので、見ると手の甲なんか汗が浮き出ているじゃないの。
そりゃあ朝までエアコン稼働よ。ケチにもほどがある。
娘は「暑さはやる気は削ぐわね」と言うから、
「あれ?夏は好きじゃなかったの」と揶揄うと「私がいう夏は扇風機レベルよ」だって。
そうだわ、わが家はエアコンどころか扇風機もなくうちわで凌いでいたのよ。
狭いけど風が通り抜ける廊下に茣蓙を敷いて、寝転んで昼をやり過ごしていたの。
もう無理、なレベル。
夏の夕暮れ、もう少し若いときはさびしくて。
陽が沈んでいく時の庭の光景もさびしくて。そんな感傷に浸っていて、夏の夕暮れは
好きじゃなかったのに。
今じゃ自分もそんな年齢だから、人生の黄昏どきか、とほんのひとときを愛でている。
なかなかにいいものよ。
庭も夕暮れ
*カシワバアジサイ
ユリも夕暮れどき
ふだんは特に感想も言わない夫もユリには「きれいだなきれいだな」を連発。
あなたも今がいちばんいいときよって。
そのうち茶色くうす汚れてくるんだから、なんてことは胸の内にとどめて。
毎日、ユリに目を奪われてアサガオのことはすっかり忘れていた。ごめん。
書いている途中、モリタサンがキューリとインゲンを持って来てくださった。
押し付けるようでごめんなさい、娘とお父さんにも調子に乗って人にあげないように
言われているのよ、だなんて。とんでもない、ありがたくいただきます。
モリタサン、また瘦せちゃって・・・
甲状腺取っちゃったから滝つぼみたいになっているでしょ、
と言うから笑っていいのやらいけないのやら。気を付けてくださいねと玄関先で。
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