4時ころ目が覚めるから、布団の中で考える。
今日はどうしようかなって、ごちゃごちゃ考える。
買い物は秋田市(と変換された、ふふ)飽きたし、な。寒いから家で引きこもりか、なんて。
北鎌倉の梅はどうか、まだこれからだろうな。それじゃ、とりあえず明月院の蝋梅だとか。
生産的なことをしていない凡人はそんな程度。
で、雨戸を開けると晴れている、よし行かにゃなるまい。
夫に「ちょっと鎌倉行ってくるわ」と高らかに宣言してそそくさと。
鎌倉でも桜木町でも関内でも同じセリフ。いつものことだから、
行くなとも言わず、それじゃ俺も行こうかなとも言わず、鎌倉のどことも訊かず俺の世界。
「行ってらっしゃい」のひと言でテレビの番人。ふたりして我が道を行くの。
「ちょっと」はほんとにちょっとだから、そんなものよ。
明月院への道で満開の蝋梅を見たから期待が膨らんで、受付の女性に、
「蝋梅の咲き具合はどうですか」と訊く。
「今がちょうど見ごろですよ。あちらこちらで咲いていますからどうぞ」って。
ますます楽しみになって。
ほんとだわ もう甘い香りがほんのり
開山堂の裏に回ると
もどりの小径
この時季、朝の明月院は訪れる人も少なくほんとうに静かだ。
家から乗り継いでうまくいけば30分以内。
そう、この日は朝早くからがんばった、って8時13分
のバス。
久しぶりに見事な蝋梅を見たよ。
それもあちらこちら。明月院は蝋梅ね。
お寺は朝早くに限る。
電車に乗ってまで行く人は、そうそう多くないと思うわ❣
それにしても見事ね!!