街路樹のイチョウが色付き、ようやく秋を実感する。
ずっと天気が悪い日が続いていたもの。日本の秋はどこ行ったんだ、と誰にともなく胸倉
つかんで問いかけたかったわ。まったく。
大根も里芋もおいしくなって、作日の夕食は味噌田楽。
大根は甘く里芋はホクホクで美味い。
毎日のように食べていた枝豆に代わって(新潟県人の枝豆好きは有名)、この時季になると
市場で食用菊を探す。食用菊、あるにはある。あるけれど、私はこだわる。
山形の「もってのほか」か、新潟の「かきのもと」だ。これがうまい、食べたい。ない。
食用菊なんて、と思ったのはうんと若い時。そんなもの食べるのか?なんて。
だいたい食用菊そのものを知らなかったんだから。
枝豆といい食用菊といい、新潟と佐渡ではそれだけ食べ物文化が違う。
ところが、こちらに引っ越してきたとき、新潟のおばさんが「かきのもと」を持ってきて
くれてお浸しと酢の物を作ってくれた。目からうろこ、おいしかったわ。
ちょっと苦味のあるおいしさ、癖になる。人間も食べ物も癖がある方がいいんだって。
それ以来、秋になると食用菊探し。今年はまだ一度もお目にかかっていない。
さてと久しぶりの高台公園。いちばん近くて高低差がない道なのにずっとぶらりしていな
かった。この日は膝の調子が今ひとつでしぶしぶ、なだめなだめ。ま、がんばろうと。
草っ原のケヤキ
おおー ススキが揺れる揺れる
セイダカアワダチソウも揺れる
走る走る
崖際の道を歩く
ススキ揺れる揺れる
勉強中
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