ミニバスこまわりくんの運転手さん

今朝も上々のお天気。

昨日、いつもよりうんと早い8時過ぎのこまわりくんに乗車。
通勤通学の人が使う時間帯だから申し訳なくて。しかもばっちり座ったりなんかして。
で、そのこまわりくんの運転手さんがとても律儀なの。
バス停に停車するたびに「おはようございます」と挨拶するのよ。
そして乗車してくるお客さん一人一人に「おはようございます」って。
その挨拶が幹線道路のバス停に出るまで続いたわ。ちょっと感激。

帰りのこまわりくんね。運転手さん、
「10時27分発○駅行き発車します」と車外に呼びかけてから出発。ていねいね。
「発車します」は大抵の運転手さんは言う。が、時刻と行先まではなかなか。うん親切。
その後もいろいろ注意喚起の言葉があったけど、声がいいからうるさくない。声は大事。
と、あるバス停でもう乗降客はいないのに、なかなか発車しない。
どうしたのか時間調整かと思っていたら、杖を持った老女が息せき切って乗車してきた。
そうなのね、運転手さんには前方から走ってくる老女が見えて待ってたのね。
素晴らしいわ、できそうでしない運転手さんの方が多いのに。いい運転手さん。

そういえば、いつだったかしら、買い物帰りに乗ったこまわりくん。
右手に横断歩道が見える道路で、右折すればいいのにこまわりくんはずっと停車している。
直進車が来るから待っているのかと思いきや、横断道路に老人が杖を持って立っているの。
老人は手を振ってバスに行けって合図しているのよ。でも運転手さんバスを走らせない。
それを見て老人が右手を挙げて「ありがとう」のサインを送る。そして歩き出した。
足の具合が悪いのね、ゆっくりゆっくり歩いている。
真ん中まで来たらまた「ありがとう」サインを送ってくれて、バスはそれから発車した。
無言の心やりとりは雄弁。

ありがとう運転手さん、がんばれ江ノ電バス、なんてエールを送ったりして。