昨夜、娘から電話。
(昨夕)
眠くて眠くていくらでも寝られるんですって。
「鬼平でさ、泥棒たちが襲うのが今の時季だってあったよね。夏が終わって涼しくなってくると奉公人たちがぐっすり眠りこんでいるからさ、それを思い出してあっ私もそれだと思ったよ」と言うから私も思い出した。
「そういやあ、チュッパの読書感想文の宿題ってメモでよかったんだね、学校だより読んだよ。何の本を読んだの」
と言うと、娘が電話の向こうでもう笑いだした。
チュッパは張り切って「私全部書いて行く」と言って感想文を書き上げたんですって。
『フランダースの犬』だって。
「幼馴染でお金持ちの女の子が出てくるの知ってる?」と訊かれても知らない私。
そういう女の子が出てくるのよと言って。チュッパの感想の部分を話す。
かわいくてお金持ちの女の子がうらやましいです。
もうそれだけ聞いて笑った笑った。娘も笑いが止まらないず「私倒れそうになったよ」
と言う。そりゃあ倒れるわ。あの名作『フランダースの犬』の感想がそこか。そこに反応
するのか。
チュッパ!それでいいのか。もっと感動するところがあるでしょ、って。
しばしラインの向こうとこちらで笑いがやまない。
なんかいじめっ子たちが出てくるんですって。ネロが死んだあと後悔するところで、
男の子たちはやさしいです。
娘はそこにも「腰抜かしたよ、ま、女の子の衝撃よりはましだったけど」
もう笑いは止まらない。私の孫だからな、とんちんかんな感想も仕方ないか、とまた笑う。
夏休み、広島のおじいちゃんの家で5日間ひとりお泊りしたチュッパだ。
チュッパ、なかなかやるじゃないの。たびたび驚かせるじゃないの、と。
今もチュッパの顔を思い浮かべてにやにやしている。
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