さてお目当ての円覚寺。
お正月に行くと、提灯や膜にこの単純明快なデザインの紋を見ることができるから好きよ。
何度も公言しているけれど、歴史に疎いからその方面から入ることができない。
もっぱら紋を見て、自分的に美しいか素敵かそれのみ。お寺さんに叱られるわね。
最低の知識。
鎌倉時代後半の弘安5年(1282)、時の執権北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により、
円覚寺は開山されたそうな。総門への階段横には「北条時宗公御廟所」の碑が立っているものね。
それで、北条氏の三つ鱗紋が円覚寺にも用いられるようになったとのこと。
そっかそういうことか、と今更。じゃあなぜ三つ鱗紋かといえば。
北条時政が江ノ島弁財天に子孫繁栄を祈願したとき、美女変身した大蛇が神託を告げ、
三枚の鱗を残して消えたことに因む、というからなかなかだ。
では三つ鱗紋鑑賞。
総門 美しい
山門 絶妙な配置
仏殿
方丈唐門
方丈
方丈庭園 柏槇(ビャクシン)
方丈を出て「妙香池」まで
それにしても、何回来ても新しい発見がある円覚寺。いつもぼんやり見ているからかしらね。
北鎌倉へ行くと、まず円覚寺に寄る。仏殿の裏側に廻って庭を眺めるのがいつものルートです。
仏殿の天井、方丈池の虎頭岩等見るところがいっぱいです。
円覚寺の後 明月院⇒浄智寺⇒建長寺⇒鎌倉 が私どものルートです。
同じ夷うちですが少し離れているので実家は何の心配もいりませんでした。
亡くなった女性は高校の1年先輩でよく知っています。
全焼した家には同級生二人がいます。
火事は本当に怖い!空き家状態の実家に気を付けなければなりません。
それにしても健脚ですね、羨ましい。
浄智寺、建長寺、好きなお寺です。