まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

それぞれの実家事情

2024-07-24 08:51:24 | くらし

まだ薄暗い3時半過ぎに目が覚めて。
部屋の内外温度が変わらないから、エアコン切って全部の窓全開で網戸に。
あらあら風が通り抜けて涼しいわ、室温は28度のままだけれどひっくり返っていれば
心地いいくらい。やっぱり自然の風はいいなあって、そのままごろごろ5時半過ぎまでよ。
ミィーミィー鳴く蝉の声にも寛容になって、あんたも仕事だなんて。
洗濯物干すベランダも風が気持ちいい、どうぞこのままで、なんて無理か。

 昨夕 18:36

 昨夕18:59

 

暑気払いと称して集まった同級生6人。飲むほどに話は弾む。
ビールをぐいぐい飲んでいたタカサンに「あんたいいときに実家売ったなあ」
と言われて。ほんとうに私は運がよかった、売る苦労をせずにスムーズに事が済んだ。

「去年のあの会の時さ、挨拶で、これから佐渡に帰るときは旅行者になります、って
言うたのを聞いたとき、オレ胸にグサッときたわ」とタカサンは胸に手を当てて言う。
私は何を話したか忘れたけれど、「旅行者」という思いはますます強くなる。
実家がないということは、こういうことなのねって。
だからというわけでもないが、今年のお盆は墓参りには行かない。

その当のタカサンも、誰も住んでいない実家がある。維持管理はしなくてはいけない。
年に1、2回帰っているそうだ。水道ガスは止めて電気はそのままでブレーカーを落として。
車は手放したと言っていたが、彼の家のある集落では車がないと不便だろうな。
「もらってくれ」と言っても誰も「いらん」と言うそうだから頭が痛いだろう。
そのうちになんとかせんとな、と。そう、なんとかせんと残った者が苦労する。

キンチャンの実家は、弟さんが継いでいるから何の心配もない。
法事のたびに「俺が払ってるよ」と言うから「当たり前でしょ、みんな弟にやらせている
んだから」と女性陣に一蹴されるわけ。女は強い。
で、子どもが懐かしいというから6月の夷祭りに帰ってきたよ、弟夫婦と回ってきたわ、
と写真を見せてくれた。それぞれを思いやって役割を果たしていると仲良くできるのね。

仲良くといえばヨーコチャン姉妹もそうだ。
姉妹示し合わせて一緒に実家に帰る。それぞれの孫子が集まって大家族で夏の行事をこなす。
孫も子供もみんな佐渡が好きだから楽しみにしているんだって。
そんなわけで、当分は佐渡の実家は活用されるから、空き家になって実家売却なんかの
心配はしていない。
ましてやヨーコチャンは次女だから「私は知らん、口出しはしないの」と賢くも、よ。

カズコサンちは、元々弟さん夫婦が家を継いでお父さんと暮らしていたから、実家がどうの
こうのという心配はない。お父さんは去年かな100歳越えで亡くなった。
それまで、お父さんの様子見やおけさ柿の諸々手伝いで顔出ししていたカズコサンは、
もう実家へは用がなくなったって。そういう意味ではあなたと同じよって。

いつまでも若いと思っていた我らも、いろいろな後始末に頭を悩ませる年代になってきたのね。

2016年8月11日 梅津海岸

 

 

 

 


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