気取ったタイトルだけれど、なに蛇に遭遇した話よ。
それにしても昨日午後の雷雨は凄かった。あまりに凄くて居間でずっと空やら地面やらを眺めていたわ。
おかげで今朝の涼しいこと、Tシャツ着たけれどもう1枚重ね着したくらい。
で、蛇のことね。
ニュースで見た限り、いやあ小学生のたくましいこと。回復したからこそ不謹慎ながら言うけれど。
今どき、蛇捕まえに行こうなんて子がいたのね。友達の袋に入っていたと聞いた時から??と思ったのよ。
そういうことだったのね、ま、ある意味感心したわ。
ずっと以前のブログに書いた記憶があるのだけれど、いっかなもう1度。
私だってわざわざ捕まえにはいかないけれど、そりゃあ佐渡にいたからにはやむを得ず、は何度もある。
佐渡に居なくてもここでもある。よりによって我が家である。
もう40年近くも前ここに越してきたときのことよ。
小山を切り崩した造成地だったからかしら。勤めに行こうと玄関開けたらなんと!道路に通じる階段に!
蛇が!さすがにキャーーと叫んで夫を呼んだ。
だってね、ただそこに寝そべっているならまだしも、律儀に階段の段々の形状に沿って体を作っているのよ。
ああ、もう忘れられないその姿、階段状のにょろにょろ未だに忘れられない。
夫がどう始末したか知らん、確か聞いたはずだがぶっとんだわ。
次は佐渡、これもずっとずっと以前の話、ニリンソウオジサンの田んぼでの遭遇。
田んぼに下りて行こうと足を1歩踏み出したら、いつも通っているそこに蛇がとぐろ巻いて。
足元のすぐそばに蛇、の構図。
いやあ驚いたのなんの、鳥肌が立って一目散にチャリンコへ。
後日オジサンに話したら、「このごろはそうおらんけどなあ、おったか」ってえらく同情してくれた。
佐渡の東北方面に山居池がある。
マサチャンママと遅刻友と3人でそこに行った何しに行こうとしたか覚えがない。
池巡りをしようとしばらく歩いていたら、遅刻友が突然、
「見てみいっちゃ」と松の木を指さすじゃないの。えっ?!
いやいやそういうときは特に教えてくれなくてもいいの「見るなや」と言ってくれてほしかった。
が、そういうわけにもいかないのね、指さす方を見ると。
なんと蛇が松の木に絡みついていとも簡単に松の木と同化しているじゃないの。
不気味、気持ち悪い、なんともぞがぞがする。
どうしてそんなもん見つけるの、となじったが見つける人は見つける。
すぐ引き返したのは言うまでもない。帰る道の怖かったこと、足元だけ見て恐る恐る引き返したわ。
思うに「突然目の前」出現が恐怖なのね。これがパニックになるのよ。
田んぼや池を泳いでいたり、道路横断や時に死亡なんてのはちょっと先にある風景だから
心構えができるじゃない、だから気持ち悪くてもまあまあ我慢できるというもの。
蛇だけは御免こうむる。見たかあない。
でもなあ、店番友のように自宅納屋に蛇の抜け殻があるとありがたがる人もいるからなあ。
まむし酒作る人もいるからなあ。
いろいろだ。
子供の頃は珍しくなく、育った飛騨にはマムシ、シマヘビ、ヤマカガシ(あずき蛇)、青大将の4種がいました。
伊丹市で噛まれた小学生はたくましくて結構です。
手で掴んで二度噛まれたとか、しかもリュックに入れて持ち帰り、病院治療を受けた後で、母親が警察に相談し、署へ持って行かれたようです。NHKや朝日は写真入りでした。
ワラビ取りに山へ行ってマムシに姉が噛まれたこと、当方新婚時代に妻の実家の1部屋に居候し、その居間の茶箪笥に下に青大将が入り込んだことなど、思い出しました。妻も逝って19年過ぎました。
そうですか、飛騨でも今は見なくなったのですか、いいのか悪いのかしら。生き物全て生きにくい世の中になってしまったのですね。
茶の間に青大将なんて、卒倒ものです。
奥様が亡くなって19年とは。人生の大先輩に生意気ですが、奥様、きっと、もう少し楽しんでからそばに来てねとおっしゃっている気がします。どうぞゴルフを続けてお身体ご自愛下さいませ。