まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ひとりっ子はかわいそう?

2015-12-11 08:43:29 | くらし

一昨日友人宅へ遊びに行ってそこでの話。
友人が「娘がひとりっ子はかわいそうだから二人目がんばるって言ってるのよ」
と言ったから。

あらあ、全然そんなことないわよ、ひとりっ子もそれなりにいいわよって言っといてよ。
と別に頑張らなくてもいいエールを送る。

そりゃあ仲のいい姉妹がいる例もたくさん知っている。反対もね。
ご主人を亡くした後、おねえさんが1か月泊まりこんでくれて愚痴や何かを全部聞いてくれて救われたっていう同級生。
母の最期の入院のとき娘の出産の時期と重なって私が混乱していたとき、仲良し3姉妹のマサチャンママがしみじみと、
「あんたに姉妹がいたらこんな時助かったのにねえ」と言ってくれたこともある。

でもでも、いないものはいない。

伊藤比呂美さん4冊目「女の一生」読破。
さすがになあ、立て続けに4冊ともなるとちょっと間を置こうかという気分になるけれど
その中で読者の質問 「ひとりっ子はかわいそうと言われてますが・・・」の比呂美さんの回答。
(メモ書きなのでつながらない文章多々ありで、ご勘弁を)

全然そんなことない、私はひとりっ子で満足して生きてきた
生まれてこの方同胞がいたことがないので想像もつかないので
親との関係は二対一で凝視されてる感はいつもあり、うっとおしいと感じるかエネルギーに変えるかは本人次第
弱点はケンカ慣れしていないこと
ケンカを恐れて衝突を回避する穏やかさがある
そしていったん衝突したら、もうそこでの関係はおしまい、とどこかで覚悟してしまう
親の介護もひとりっ子は負わなくちゃならないけれど、でも自分一人で采配できる
同胞がいれば分担できる、でも思惑が気にかかる

って大雑把にいえばそんな内容の回答。
またまた比呂美さんに盛大にハグしにいったわ。
全くその通り。
回答は隅々まですべてその通り。よくぞ的確に表現してくれたと拍手喝采。
私も介護の時も含めて今までの人生誰かに相談したという経験がない、といおうか相談するという発想がなかった。
いつもひとりだったから。
介護が終わって所々のそういう関係に行ったら必ず言われたわ。
「あなたひとりっ子でよかったわね、手続きの面倒がなくて」って。そっか。

なんだったかなあ、ネットの診断で「あなたの今年やり残したことは?」というのがあったのよ。
mannmoで診断してもらったら、
『戦』
いやあ、ここでも納得。別に今年だけじゃないのよ、一生やり残しているのよ 『戦』
派手に戦ったら気持ちがいいだろうなあ、人生変わっただろうなとは思うけれど・・・
ひとりっ子だから。
さて、と声を大にして言う。
「ひとりっ子は別にかわいそうじゃないわよ、ひとりっ子だからってかわいそうじゃないわよ」
だってね、人間最後はひとりになるんだから。
(でも、私思春期の頃は猛烈にお兄さんが欲しかったことは内緒)

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樹齢は?

2015-12-10 08:46:55 | 植物

原チャリ走らせて隣駅に行く途中、団地を横目で見ながらくねくね道を抜けて
鎌倉街道からくる道と交差する角っこに大きな大きなイチョウの木が2本立っている。
春夏秋冬いつの季節も、見上げては、ほほーっと唸るような風格あるイチョウよ。

今は黄金色に染まってお見事。

地の人と思われる苗字のお墓が幾つかある中に立っている。
いったい何年くらいここに立ち続けているのかしら。そうとう年月が経っているわよね。
区の古地図を見たら、イチョウが立っているあたりに峰の道と呼ばれる古道があったわ。
自宅がある地域を含めここら辺りは、山を切り崩して造成したところにできた住宅地だからね、
このイチョウは残しておこう、なんて粋な計らいをしてくれた人たちがいたのかもしれない、なんて妄想。


2本並んで道路に面している

 1本はこんな太い根元


もう1本は 子は言うに及ばず 孫 ひ孫 玄孫まで宿していて

そして造成地の中の幹線道路にもイチョウ並木

絵画館前のイチョウ並木と変わらないでしょ!(って違うか)

 

 

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冬空に集う人たち

2015-12-09 08:21:41 | 自然・風景


昨日の夕焼け

今朝雨戸を開けたら、庭の植物たちが葉を縮めているようなそんな寒さ。
それでも例年よりは暖かいのだろうな。
「今日の佐渡」の定点カメラで佐渡両津を確認、太陽がさんさんと。よかった。

寒いからこそ「いらっしゃい」って。
公園入口で。なにもな、そっぽ向かなくてもいいのに、ね。


クスノキは冬でも青々と生い茂っている


そばに*ヤマボウシと*ケヤキの紅葉


元若者男子5名集まって談笑 いつものお仲間なんだろうな 笑い声が響いていました


ワンコお散歩仲間さんがゆうゆうと    隣の二人連れは親子かな


さあてランニングはじめよう とストレッチの方


保育園児たちがお散歩にやってきました
私、この園児お散歩の付添仕事がいちばんしたいのよ、今のところ。
「おばちゃん」とか言われて。

 

この日、公園は光に満ち満ちていました。

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ドラマは現実を越える

2015-12-08 12:59:15 | TV

日曜日のNHK特集は『無届介護ハウス』の実態を取り上げていた。
もう観たくないなあと思いつつ、やはり目を背けてはいられない。
実は2015年1月20日(火)のクローズアップ現代で、すでに『無届介護ハウス』のことが放映されていて。
私は、ああ、やっぱりこういう施設が存在しているんだって、感想を簡単にメモしていた。
それと今回の放送はほとんどダブっている。

1月で取り上げた江戸川区のある無届介護ハウス。

この施設は、国が求める老人ホームの基準を満たしていない。
廊下の幅が狭く、部屋もすべてが個室というわけではない。
消火器などはあるが、今はスプリンクラーは設置されていない。
しかし、安い料金で高齢者を受け入れるためには施設の改修に費用はかけられないという。

7年前に入居した86歳の女性の例。
介護を頼れる家族はいない。
体調を崩して入院して以来、自宅で1人で暮らすのが難しくなり、収入が少ないため、
入れる施設はここだけだと区役所から紹介されたと言う。
家族は? の問いに 「いない、誰もいない。 自分の行くところがないから、ここが一番いい。」



その無届介護ハウスの方が実態を知ってもらいたいと経営者の方が取材に応じてくれて。
「今の日本で老人ホームをやるには(個室が)1人何平米以上と決まっていますから、これを確保しなきゃいけない。
だけどこういう民家だからできない。それだけ工事をしてやるまで採算的な問題になってくる」

「行政からの依頼を受けたり、病院からの依頼を受けて、うちみたいな所を探してくる。
やっちゃいけないというのであればやめます。でも、入っている人はどうするんですか。」 


この言葉を聞いたとき
「あれ?どこかで耳にしたセリフだ」って
そうよ、ドラマ版「任侠ヘルパー」だわ。ツヨシクン演じる彦一が、
施設を取り壊しに来た厚生省役人に向かって言い放った啖呵だわって。


2009年7月から始まったドラマは、その筋の者が親分を決めるのに介護施設でヘルパーの仕事を経験して・・・
というとんでもない非現実的な設定ではあったが、内容は実にシリアスで深いものだった。
そして、ドラマが取り上げていた1話1話の内容が未だに今日の介護の実態を映し出しているという現状に胸が痛くなる。

サブタイトルが全11話中

・頑固ジジイの涙(老人のおむつの問題)
・阻止せよ 老人虐待  ・詐欺ヘルパー現る  ・認知症患者の恋 ・非婚アラフォーのシングル介護 

等々でも推察できるように社会問題や介護問題を取り上げた展開がされていて、当時は私も両親の介護に佐渡通い
をしていたから本当に共感を持って観ていた。

確か最終話だったと思う。
介護難民を引き受けて世話している施設に厚生省の面々が機動隊を引き連れて来た際のやり取りだったと思う。 

厚生省役人 「ヘルパーの数も明らかに不足、今後何か問題が起きたらどうするつもりですか」

彦一 「だったらお国が何とかしてくれよ。あいつら現に行き場がないんだよ。俺たちが見捨てたら、
     てめえらが引き取って面倒見てくれるのか」

厚生省役人 「認可もない医療も健康管理の体制もない、そんな劣悪な状況に高齢者を押し込んで介護施設を名乗る、
         そんなもの介護と呼ばないんだよ」

彦一 「じゃあなんなんだよ、介護ってのは。教えてくれよ、頭わりいから教えてくれよ」

厚生省役人 「分かんないのだよ、頭のいい俺にも。たぶん答えはないだろう」

彦一 「あんたら答えも分かんないで制度作ってるのかよ。
     目の前にいる人間を見殺しにしなければ成り立たない制度だったらいっそのことつぶしたらどうだ。
     目の前にいる弱い奴らほっとくことはできねえ」

と、この後はドラマだから厚生省vs彦一たちその筋の者たちとの大乱闘になるわけで。

 (写真はすべて 京都 光明寺)

放送からもう6年も経つというのに、そんなにも月日が経っているというのに、特集を観る限り未だなんの解決もみていない。
彦一の台詞は、日曜日放送で無届ハウスのことで役所の指導を受けた介護ハウスの経営者の方の気持ちをそっくりそのまま、
代弁しているに違いない。
それを考えてもこのドラマの持つ意味は大きいと思う。明らかにドラマは現実を越えて問題を提起していたわ。
介護に携わっているお役所の方々はぜひ観てください、と声を大にして言うわ。
解決は一朝一夕にはできないと思うけれど。

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潔くきりっと

2015-12-07 08:33:32 | 植物

葉を落としてすっきりとしたナンキンハゼの美しさに見とれていたけれど。
他にもある。
冬の青空バックにきりっと立つ木々の潔さ。こういきたいね。


*メタセコイア? 姿形よく先っちょにぼんぼんつけて


*カツラ  いいわあ


*お気に入りだから拡大


*コブシ もう春待つ準備 毛に覆われた芽が可愛い


*ヤマボウシ こちらは名残りの赤い実


私、木にはそんなに興味がなかったけれど、この公園に来ると季節を問わず美しい姿を見せてくれるので
訪れるのが楽しみになった次第。

海が見えないと、タソガレも清々もできないけれど、開放感が味わえてこの公園は好き。

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ナンキンハゼの白い実

2015-12-06 08:47:39 | 植物

そうだ、バラの名前を確かめに行こう、と抜けるような青空に背中押されていつもの公園へ。
ぐるり1周。

 お散歩の奥様が「白い花が咲いているのね」って。

「下ばかり向いて歩いていたから気が付かなかったわ」って。ほんとうにきれい!
犬2匹、大人女性3名、しばし足を止める。

 

 

 

 

降る星のごとく・・・

 

 

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秋バラ 3番花

2015-12-05 08:15:29 | 植物

延び延びになってしまったわ。すまぬ。
11月24日 *ナンキンハゼの紅葉 を紹介した同じ日の撮影。

この日もバラボランティアの方にお会いして、ちょこっと立ち話。
本当はバラはもう剪定してあげなきゃあ可哀そうなんだけどね、ここの人がもう少し咲かせておいてと言うから、って。
そうなんだ。おかげで私は楽しんだけれど。(名前は知っているのだけ)


カクテル だと思うけどなあ アイ・ペイントでした


アイスバーグ つるバラじゃないのですかと聞くと 本来は木立性なんですって

 
ゴールド・バニー


はまみらい

すぐそばに  二人して*メタセコイア?      

         *ケヤキも色付いていた

 

そして 自分にはなかった 青春

君たちがいちばん美しい バラより美しい  

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散紅葉

2015-12-04 08:39:49 | 自然・風景

風が強くて・・・
洗濯物を干していたら手が冷たくなってしまいました。
この風じゃ街路樹沿いの家は大変だろうな、って。
すぐにお掃除のことを考えてしまう。現実的な。

落ち葉もゴミとして邪魔者扱いされるのもあれば、『散紅葉』なんて愛でて優遇していただけるのもあるなんて。
ゴミさんに理不尽な、と怒られても、ね。そういうこともあると受け止めてくださいませ。

ぐるっと観光地での散紅葉との出会い。


西明寺


緑紅葉の上の散紅葉


東福寺


東福寺


南禅寺 天授庵


西明寺


私がなあ一眼レフカメラ持ってたらなあ、もっとそれらしき写真が撮れるのになあ、なんて。
私がなあそういう心を持っていたらなあ一句ひねるのになあ、なんて。
何れもないものねだり。

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膝はどうした!

2015-12-03 08:04:45 | くらし

変形性膝関節症と診断されてから約2年。
当初の痛みは「この先大丈夫か、自分」と先行きの生活が不安になるくらいだった。

階段は手すりにつかまって下りる。
駅ではエレベーターやエスカレーターを探す。
下車する駅の1分前で立ち上がる準備。
動作するたび「あーいてて」「おーいてて」の連発。
寝ていてもずきっとする痛みで目が覚める。

挙げればきりがないくらいの痛みが襲ってきていた。
整形外科で病名が判明しリハビリに1か月も通ったかしら、もういっかと自己判断でそれも中止。
それでも日常は送らねばならぬ。仕方ないね。
すり減った軟骨は元には戻らぬ、この膝と付き合わねばならぬと覚悟を決めて、って大げさだけれど。

以来、特に何するでもなく2年。
先の旅行も、お寺階段上り下り、広い境内歩き回り、庭園歩き回りetc
いやあ、膝酷使したね。
サポーターと夜湿布張るのは忘れなかったけれど、私の膝は健気によく頑張った。
少しも痛くなかった。えらい!

昨日も横浜友定例会で鎌倉  を歩いて来たもんね。

紅葉には時期が早かったけれど。

 
 

ついでに鎌倉宮から歩いて10分の覚園寺まで。お見事。


私の出した結論
「遊んでいれば痛みも忘れる」
これだけじゃあなんだから
「短い距離は歩く。気が付いたとき膝の裏をのばす」
同意していただけるかしら。

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ぐるっと観光地 番外編

2015-12-02 07:44:47 | 旅行

しつこく書き連ねてきましたが今回でおしまい、のつもり。

「何そこ、何があるの」の観光場所だった『一乗谷 朝倉氏遺跡』がいやいや思った以上の面白さ。
歴史、からっきしダメの私がちょこっと興味がでてきたりして。
北陸自動車道福井ICから国道に下りて、山深い道をずんずん行くと遺跡らしき跡が左右に。

しかしなあ、どうして朝倉氏の城下町がそっくり埋まったんだろうね、不思議だ。
そこを発掘調査して続々と遺跡や出土品が出てきているというのだから凄い。

 

遠く山の鉄塔付近に山城が築かれていたんですって。よく山のてっぺんに城を建てたわね。
どうやら遊歩道で散策できるみたい。

 
上級武士屋敷跡

 
一乗谷川                         唐門

ガイドさん付きの35分コースはほんのさわりのようで。
もう訪れる機会はないだろうなあ。

そして、私
 
ひがし茶屋も                        近江市場も
ひと通り回ればいいくらいしか興味ないこと再認識。
ここについやした2時間半は兼六園と金沢城址に回してほしかった、というのは我儘。分かっています。


閑話休題番外編

私は「おばちゃん」じゃなく「おばあちゃん」なんだという事実に打ちのめされていたけれど。

山代温泉露天風呂にて。
女湯のドアの前、ちょうど中から出てきたオバサマ二人に遭遇。
速攻でおひとりが
「ここ女湯ですけど」って。そっかそういうことか。
にっこり笑って「私、おんなです!」って高らかに宣言。はい。

いいんです、別に。

 

 百済寺 十月桜

 西明寺 不断桜

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