株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(11.6.08)

2008-11-05 19:55:56 | 明日のモニタリング銘柄
夜に入ってからの市場の雰囲気は、昨日までといささか異なるようです。

まず、アジア株高を受けて、上がるかと思った欧州株が軟調。円高も進行。米株価先物も145ドル安程度。イーブニング・セッションの先物は7時段階で-190円と、軒並み悪い数字です。

この流れを、オバマ大統領を誕生させたアメリカの市場がどう受け止めるのか注目ですが、経済指標としてはADP雇用統計とISM非製造業景況指数(10月)くらいしかなく、大きく調整することはないと思われます。

後場の上げは年金だったとの観測もあるようですが、もうそろそろと待ち受けていた売り方は散々だったことでしょう。筆者も気持ちは売りに傾いていたため、まさかの年金買いに追随はできませんでした。暇のある方、8031三井物産の2時頃の垂直下げからの、ストップ高までの垂直上げの分足をご覧下さい。大型株でのこういう激しい乱高下は初めて見ました。

まさに手の施しようのない大暴れの巻。

さて、毎日のことで言うのも嫌になりますが、「気分を切り替えて」の明日のモニタリング銘柄です。一応、出遅れ株中心に。コメントは控えます。

1.3861王子製紙
2.7956ピジョン
3.5108ブリヂストン
4.2602日清オイリオ
5.4201日本合成化学
6.2897日清食品HD
7.6744能美防災
8.8113ユニ・チャーム
9.4041日本曹達
10.3627プライムワークス

以上です。

どちらかと言うと、内需中心銘柄となりました。欧州株やダウ先物が軟調に推移すると見て、このところの上げからは1歩も2歩も置かれていた内需関連に買いが集まるとの見方からですが、その通りに推移するかは定かではありません。

どうも今の相場、ご乱行が過ぎて全く読めません。はい。。。
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前場は強気一辺倒

2008-11-05 11:20:52 | 株に出会う
いや~、前場の後半から強かったですね。

5214日本電気硝子を679円でずっと待っていたのですが、その横に置いてあった5486日立金属の方を迂闊?にも買ってしまい、これが他の銘柄がぐんぐんと伸びるのに反して停滞。一時は10円ほどもマイナス。

その間、日本電気硝子はあっという間に700円の大台を突破し722円で終えております。

資源株がNY市場で好調だったとのこともあり、8031三井物産なども少し下で指していたものの、これも駄目。上へ上へと行ってしまいました。

6674GSユアサが何処まで強いのか見ておりましたが、これも6937古河電池がストップ高になると急上昇。356円を抜くのに苦労していましたので、少し上の360円あたりからの急落?を期待して売りをかけようかと思いましたが途中で取り消しました。

前場は結局、5486日立金属でたったの3円抜いただけの情けないトレードです。選ぶ銘柄が間違ったといえば、その通りですが、やはり値動きが大きな銘柄にその日のトレンドが集中しますので、電気硝子をこまめに追っておけば良かったのかも知れません。

しかし、相場はいささか過熱気味です。

日経平均のOSCは60%に達しました。前日比+7%です。

38.2%戻しの水準である9518円まではもう少し距離があります。この60%というOSCのレベルは、6月6日の67%以来の高さであることに留意。この日、高値の14601円を付けたのですね。

今日、オバマ大統領へのご祝儀相場でNYが上げ、明日の日経平均が9500円に届いた時が、一旦手仕舞いの潮時となるのかも知れません。

いずれにしても、今日の寄り付きからの特買い攻勢といい、その後の先物の下落への無反応ぶりといい、これは久し振りの饗宴を見ました。

後場は寄り付きの雰囲気がこのところ引けにかけての動きを左右しているようです。

ドル・円相場やら、Globexの動きも注視しながら、今日の前場の急反転の後遺症が出るのか出ないのかに注目したいと思います。

なお、国債先物は10時に高値を付け、その後株の切り返しに押されるように、137.8円レベルまで落ち、そこからの揉み合いからの反転体勢にあります。代わりに、ドル・円が100円目指して切り返し中です。Globexはマイナス50ドル近辺で停滞、もしくは後退中。

後場は、この微妙なバランスが崩れた時に、大きく動く可能性がありと見ております。つまり円高、債券高へと動く流れが決定的になれば、株は一旦利確の嵐に見舞われる可能性があります。そのエネルギーは前場でかなり溜まっております。
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市場概況(11.04.08)

2008-11-05 06:27:13 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

強気の反発に転じた11月4日(火)の市場概況です。 赤字部は5日朝追加

◆日経先物:+650円、OSC54%(+8%)10月27日の33%から切り返し中。
◆日経平均:+537円、OSC53%(+1%)10月24日の33%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:110(-7)
◆TOPIX:+43.6、OSC52%(+-9)10月24日の37%から切り返し中。
◆マザーズ指数:+18.69、OSC53%(+4%)10月28日の40%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:+19.88、OSC53%(+2%)10月27日の39%から切り返し中。
◆国債先物:137.83円(15銭安)OSC47%(+4%)10月27日の49%から下落中。
◆ドル・円:99.7円(56銭の円安)OSC62%(+3%)8月18日の65%以来の高さ。そろそろ警戒警報。更新
◆日経先物イーブニングセッション:9240円(大証終値比+140円)
◆シカゴCME日経先物:9580円(大証終値比+480円)更新
◆NYダウ:9625ドル(306ドル高)OSC58%(+6%)8月28日の62%以来の高さ。そろそろ反落に注意。更新

後場は、ギャップアップして始まり、2時過ぎに9000円来院を突破してからは、強気筋が終始勝った日でした。

先物のOSCは9月25日の53%をついに突破。日経平均も9月26日の56%に後3%に迫っております。

為替は円高に振れておりますが、株式市場の買い戻しの力が優勢となったようです。Globexがマイ転しなかったのも、先物を支えたようです。

国債先物も、そろそろOSC面では天井近くまで達しております。ここから先は、綱の引っ張り合いで、どちらに転んでもおかしくはないポジションです。積極的な持ち越しはしない方針で後場は臨みましたが、5302日本カーボンで同値撤退となるなど、今ひとつ乗り切れませんでした。1972三晃金属での3円抜きだけです。ユニチャームの損失のリカバリーは明日に持ち越し。

しかし、6794三洋電機、空売りをかけていた連中は今頃真っ青でしょう。

これからも合従連衡の動きは日本でも活発になるのではないでしょうか。特に、三洋のように山椒は小粒でも、ぴりりと辛い技術を何か持っている会社は有望かと。

-------5日朝のコメント-------

どうも大統領選挙を控えているためか、アメリカ市場は少々空騒ぎが過ぎているようです。日欧の株価が上昇したこともありますが、ドル・円が一時100円を突破。しかし、ドルインデックスは86.39と調整気味であり、ユーロ・ドルも1.3ドルまでもどしております。つまり、ドルは弱体の傾向をみせておりながら、円も弱体への動きとなっていることが、これまでと違いチョイと気味が悪い。

そして、更に不可解なのが、原油と金が大きく戻していることです。原油は何と10.36%高の70.53ドルです。金も30ドル高の757ドルです。

にもかかわらず、これまでのように株式市場が押されることなく300ドル超の上げ。マスターカードの決算が好調だったこともありますが、どうもオバマ候補への期待感が高揚しているようです。

なお、製造業の新規受注は予想の-0.8%を下回り-2.5%と相変わらず悪い実態経済。これももう慣れて麻痺したか?10年債までわずかですが上げており3.9%です。

ということで、昨晩のNY市場は投資家のパラダイスの日でした。このパラダイスが今後も続くと思わせるのがその筋の狙いかと。。。

なお、フィボナッチ計算機によると、11867ドルの直近高値から7882ドルの直近安値の38.2%戻しは9404ドルであり、これはめでたく突破。50%戻しは9874ドルとなります。このあたりが戻しのいい線ではないでしょうか。

日経平均が今日38.2%戻すと9518円になります。50%戻しなら10298円です。チョイと50%戻しは遠いか。

フィボナッチ比率の計算値を追加しました。こちらを参照
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