テクニカル用語の簡単解説 赤字部は29日朝の更新
後場の最後の30分で急激に切り返した11月28日(金)の市場概況です。
◆日経先物:8520円(+150円)、OSC55%(+4%)11月20日の42%から切り返し中。
◆日経平均:8512円(+139円)、OSC57%(+4%)11月20日の38%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:117(-2)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:834.82(+5.79)、OSC52%(+4%)11月20日の33%から切り返し中。
◆マザーズ指数:313.76(+10.17)、OSC43%(+8%)11月20日の31%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:508.51(+8.99)、OSC53%(+5%)11月20日の38%から切り返し中。
◆国債先物:139.41円(+9銭)OSC44%(+1%)11月27日の43%から切り返しに転じた気配あり。
◆ドル・円:95.55円(17銭円安)OSC52%(+5%)11月4日の62%以来の高水準。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8470円(大証終値比-50円)
◆シカゴCME日経先物:8515円(大証終値比-5円)更新
◆NYダウ:8829ドル(+102ドル)OSC54%(-1%)11月20日の37%から切り返し中。そろそろ頭打ちか。更新
今日も最後の30分で大きく戻しましたが、OSC面では60%台へと乗せる可能性もありますが、当面のピークに近づいております。
8500円は奪還しましたが、その上の8800円までいけるのかどうか?
ここで困った時の神頼みでフィボナッチ比率にご登場頂きましょう。
日経平均の直近の高値は11月5日の9521円です。安値は11月21日の7406円です。そうなると、38.2%戻しの8213円は11月26日にピッタリと奪還しました。次の半値戻しの値段の8463円も、今日見事に奪還しました。
その先、61.8%戻しは8713円です。つまり、11月11日の8704円を抜けるかどうかが次のターゲットとなります。後、ちょうど200円の上げです。
もし、NYダウや為替が良い方向に今日向かえば、来週の月曜日にこのラインに達するのかどうかです。
既に、NYダウは久し振りの4連騰をマークしております。OSCは55%ですが、直近は11月4日が58%ですので、後少しの上げ余力は残しております。
しかし、上げ材料を見つけるのに苦労すると思われます。今晩の経済指標は特にアメリカに関してはありません。ユーロ圏の失業率とか消費者物価指数の動向がダウに影響を与えるかも知れません。
いずれにしても、後200円の上げがあるのかどうかが当面の焦点です。
トレードの方は、後場も良いところなし。4088エア・ウォーターで取ったり取られたり。最後の上げにはうまく乗れず。9983ファーストリテイリングなど絶好の押し目狙いでしたが、あっという間の上昇劇で置いてきぼりといったところでした。
しかし、値動きがあまりにも目眩ませ過ぎますね。裏の裏を掻こうとしても、またその裏を掻かれてしまうような、何とも隔靴掻痒、二階から目薬といった、掴み所のない相場です。難しい。。。理屈ではもう既にないのでしょうね。
-------29日朝のコメント-------
欧州株の堅調もありダウとナスダックはプラス終了です。しかし、ダウは26日のOSC55%で底を打った可能性があります。市場は閑散としており、今週はこれで手仕舞いし、いよいよ来週末の雇用統計の発表や、景況感指数の発表を待ちますが、市場ではかなり悪いことは承知しており、今週のように「経済指標には動ぜず」の姿勢をとるものと思います。むしろ、クリスマス商戦がどの程度「悲惨」な結果に終わるのかに注目が集まりそうです。また、ビック3が5日の公聴会でどのような再建策を打ち出すのかも見ものです。
ところで、フォードのムラーリ会長は、会社が2千億ドルを越える赤字を出しながら、自らは20億円もの報酬を手にしておりますが、これをクライスラーの会長のように1ドルにすることには強く抵抗しているとのこと。2006年はたったの4ヶ月で39億円でした。
今回の公聴会でもこの点が正されると思いますが、ここでも我を通すようなら、ビック3の救済はなくなるかも知れません。幾ら何でも強欲なトップのために、自分たちが苦労して稼いだお金を貢ぐほど、アメリカ人も馬鹿ではないことを期待したいと思います。しかし、これはフォードだけの問題ではありません。多分アメリカ全体の縮図なのでしょう。
後場の最後の30分で急激に切り返した11月28日(金)の市場概況です。
◆日経先物:8520円(+150円)、OSC55%(+4%)11月20日の42%から切り返し中。
◆日経平均:8512円(+139円)、OSC57%(+4%)11月20日の38%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:117(-2)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:834.82(+5.79)、OSC52%(+4%)11月20日の33%から切り返し中。
◆マザーズ指数:313.76(+10.17)、OSC43%(+8%)11月20日の31%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:508.51(+8.99)、OSC53%(+5%)11月20日の38%から切り返し中。
◆国債先物:139.41円(+9銭)OSC44%(+1%)11月27日の43%から切り返しに転じた気配あり。
◆ドル・円:95.55円(17銭円安)OSC52%(+5%)11月4日の62%以来の高水準。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8470円(大証終値比-50円)
◆シカゴCME日経先物:8515円(大証終値比-5円)更新
◆NYダウ:8829ドル(+102ドル)OSC54%(-1%)11月20日の37%から切り返し中。そろそろ頭打ちか。更新
今日も最後の30分で大きく戻しましたが、OSC面では60%台へと乗せる可能性もありますが、当面のピークに近づいております。
8500円は奪還しましたが、その上の8800円までいけるのかどうか?
ここで困った時の神頼みでフィボナッチ比率にご登場頂きましょう。
日経平均の直近の高値は11月5日の9521円です。安値は11月21日の7406円です。そうなると、38.2%戻しの8213円は11月26日にピッタリと奪還しました。次の半値戻しの値段の8463円も、今日見事に奪還しました。
その先、61.8%戻しは8713円です。つまり、11月11日の8704円を抜けるかどうかが次のターゲットとなります。後、ちょうど200円の上げです。
もし、NYダウや為替が良い方向に今日向かえば、来週の月曜日にこのラインに達するのかどうかです。
既に、NYダウは久し振りの4連騰をマークしております。OSCは55%ですが、直近は11月4日が58%ですので、後少しの上げ余力は残しております。
しかし、上げ材料を見つけるのに苦労すると思われます。今晩の経済指標は特にアメリカに関してはありません。ユーロ圏の失業率とか消費者物価指数の動向がダウに影響を与えるかも知れません。
いずれにしても、後200円の上げがあるのかどうかが当面の焦点です。
トレードの方は、後場も良いところなし。4088エア・ウォーターで取ったり取られたり。最後の上げにはうまく乗れず。9983ファーストリテイリングなど絶好の押し目狙いでしたが、あっという間の上昇劇で置いてきぼりといったところでした。
しかし、値動きがあまりにも目眩ませ過ぎますね。裏の裏を掻こうとしても、またその裏を掻かれてしまうような、何とも隔靴掻痒、二階から目薬といった、掴み所のない相場です。難しい。。。理屈ではもう既にないのでしょうね。
-------29日朝のコメント-------
欧州株の堅調もありダウとナスダックはプラス終了です。しかし、ダウは26日のOSC55%で底を打った可能性があります。市場は閑散としており、今週はこれで手仕舞いし、いよいよ来週末の雇用統計の発表や、景況感指数の発表を待ちますが、市場ではかなり悪いことは承知しており、今週のように「経済指標には動ぜず」の姿勢をとるものと思います。むしろ、クリスマス商戦がどの程度「悲惨」な結果に終わるのかに注目が集まりそうです。また、ビック3が5日の公聴会でどのような再建策を打ち出すのかも見ものです。
ところで、フォードのムラーリ会長は、会社が2千億ドルを越える赤字を出しながら、自らは20億円もの報酬を手にしておりますが、これをクライスラーの会長のように1ドルにすることには強く抵抗しているとのこと。2006年はたったの4ヶ月で39億円でした。
今回の公聴会でもこの点が正されると思いますが、ここでも我を通すようなら、ビック3の救済はなくなるかも知れません。幾ら何でも強欲なトップのために、自分たちが苦労して稼いだお金を貢ぐほど、アメリカ人も馬鹿ではないことを期待したいと思います。しかし、これはフォードだけの問題ではありません。多分アメリカ全体の縮図なのでしょう。