株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(11.13.08)

2008-11-12 21:40:23 | 明日のモニタリング銘柄
明日、木曜日は、隣の犬にとって特別な曜日です。というのは、近所の自治会館で少女バレエ団の練習が行われるためです。

少女といっても、多分、下は5才ぐらいから上は小学校の2-3年生まででしょうか。むしろ、妖女、いや、幼女バレエ団といった方が良いくらいです。ちなみに女先生は、多分妖艶なお歳である25才ぐらいか。。。

この幼女達の練習風景を、大きな窓の外から見るのが、隣の犬は大好きなのです。練習の合間に先生の許可を貰って、幼女達が窓際に寄ってきます。それを見て、隣の犬は窓に擦りつけるように身を寄せる訳ですが、そのお互いの緊密なやりとりを見ると、この世に生きているのも、まんざら捨てたものではないなという気になるというものです。

この世が幼女と犬ばかりになれば、争いなど一切ない平和な世の中になるのにね。

さて、犬と幼児の陰りのない眼差しに感じ入ることはさておいて、性懲りもなく勝ち馬を予想するための、明日のモニタリング銘柄です。今日のファーストリテイリングのような無様な真似は二度としないようにせねば。。。さすが、「ファースト」という言葉がついているだけあって、その値動きの早いこと早いこと。

1.7451菱食
 これも電池銘柄並に、チョイと上げすぎましたね。お陰でOSCは56%にまで落ちました。この株、OSCで40%そこそこが安値圏ですので、まだまだ落ちる気配はありますが、ここ2日ほどで結構な調整はしております。何かのきっかけで再度2000円を奪還する可能性がありますので、継続モニタリング銘柄です。

2.6937古河電池
 何を今更と言われそうですが、この株、10月31日の-19円はありますが、ほぼ10連騰です。そのため、OSCは場中は80%を越えておりましたが、引けでは-15%の63%まで落ちております。ここから先、もう一度ぐらいの反発を経て、奈落に落ちるのか、それとも二枚腰を発揮するのかですが、今の相場環境では前者でしょうね。つまり、明日は最後ッ屁があって、その後は奈落へと落ちるという予想です。というのは、自動車用の電池を主力とするこの銘柄、自動車で稼ぐようになるのはもっともっと先でしょう。今、どれだけの電池で動くクルマがこの世の中で走っておりますか?とにかく、まだ値段が高すぎるのです。そして、致命的なのは航続距離です。チョイ乗りの主婦の買い物程度は問題ありませんが、本格的なGT用途にはまだまだ先が長いのですね。

3.7581サイゼリヤ(売り)
 今日も上げてOSCは+6%の75%まで行きました。RSIは何と98%です。日経新聞で取り上げられたら、そこが頂点というジンクスを見事に破りました。さて、この株のOSCは80%が最高です。今日の古河電池もこの80%越えからは、さすがに急落しました。後5%で到達します。幾ら、ビジネスがユニークだからといって、無限に上がり続ける株はありません。この株のOSCが80%を越えた時は、やはり、上げすぎということで売り攻勢がかかることでしょう。特段、餃子事件のようなことがなくても、これは自然落下ですね。

4.7915日本写真印刷
 好決算での5760円までの買い上がりの反動で、ここのところは下げ基調を強めておりますが、一時期の3400円あたりを付けた時のOSCまでは、当面下がらないと見てのモニタリングです。あくまでも押し目狙いですが、既に10日安値平均をも割り込んでおりますので、OSCが現在の55%から40%台へと突入する時が狙い目か。

5.8604野村ホールディングス
 赤字決算ですのでやむを得ない下げ方ですが、金融株の中ではテクニカルには比較的良好な形をとっております。850円あたりが下げの目途か?

6.8058三菱商事
 あくまでも追いかけてみます。今日でやっとOSCが+7%の42%にコンバージェンス。これまでは下落一方でした。明日は押されれば押されるほど良し。

7.4822ハドソン
 またまた1000円を割り込んでおります。この株は一方向へと行きやすい動きを示すようです。OSCは39%で10月27日の35%以来の30%台。下げ止まりを確認してからの参戦。

以上です。
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円安がサポートし意外と堅調に

2008-11-12 11:21:14 | 株に出会う
海外市場がじり安でもあり、為替も円高へと振れていたため、今日の相場はどうなることかと思いましたが、日経先物が意外と安い水準から始まったためか、寄り底の形からのじり高の推移を前場はたどりました。

特に、6937古河電池を筆頭に電池銘柄が引き続き健闘。まあ、旬の業種ということでしょうが、先日までの火が消えたような相場からは想像を絶する値動きです。

5月の末ぐらいからの電池ブームの再来とばかりに、今は買い上がりがあります。古河電池も5月26日の492円という安値から、一気に1690円まで駆け上がりました。4倍以上。今はまだ3倍程度。しかし頂点は近いと思います。当時と今とでは世界情勢がまるで違います。

さて、市場は切り返しの基調を強めておりますが、先物はOSCを3%落としておりますので、この先、上値が重い状態になる可能性が見えております。このまま一直線に9000円奪還までは行かないのではないでしょうか。とりあえず、前場は窓埋めは綺麗に完了。その後、8900円レベルの攻防まで持っていくのか、それとも、後場のチョイ上げからはやはり景気後退の雰囲気が勝ってからの反落に転じるのか、いずれにしても、今のところは為替の値動きが大きな影響を持っているようです。その値動きに注目。

前場は、様子見姿勢が勝ち、2001日本製粉を本日安値で拾ったトレードのみ。

それにしても、商社系・資源系はかなり弱いですね。また内需系も総体的に弱含みです。

債券は、日本国債先物は前日比同値で揉み合い。株式市場と拮抗しております。
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市場概況(11.11.08)

2008-11-12 06:32:35 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は12日朝更新

後場に強気相場から一転下落相場へと転落した11月11日(火)の市場概況です。 

◆日経先物:8990円(-130円)、OSC57%(-2%)11月7日の60%から下降中。
◆日経平均:8808円(-272円)、OSC52%(-7%)11月6日の64%から下降中。
◆日経平均指数値倍率:113(+3)数字が増えるほど下落傾向を示す。
◆TOPIX:889.36(-27)、OSC51%(-8%)11月6日の63%から下降中。
◆マザーズ指数:344.73(+6.78)、OSC65%(-1%)10月27日の40%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:533.37(+5.62)、OSC72%(同値)10月27日の39%から切り返し中。
◆国債先物:138.08円(89銭高)OSC46%(+4%)11月7日の38%から切り返し中。
◆ドル・円:97.67円(33銭円高)OSC46%(-5%)11月4日の62%から下落中。円高へ。更新
◆日経先物イーブニングセッション:87200円(大証終値比-60円)
◆シカゴCME日経先物:8555円(大証終値比-225円)更新
◆NYダウ:8694ドル(-177ドル)OSC42%(-1%)11月4日の58%から下落中。更新

後場はギャップアップして始まり、ギャップダウンから切り返した昨日とは違って、9060円レベルからは息切れして、引けにかけては大きく値を崩す銘柄が増えました。

この揉み合い段階で9100円見当で先物の売りをかけておりましたが届かず、個別株も大きく下げる段階では、リバウンドを警戒して売りに入れずじまいでした。現に、電池銘柄など見ておりましたので、しつこく上値を窺う値動きを見せつけられると駄目ですね。結局、その電池銘柄にしても第2波、第3派の下げにはたまらずに下落しております。

ドル・円は夜間に入っても揉み合い中ですが、米株価先物はこの時間帯では100ドル程度の下落。日経先物のイーブニングセッションも100円程度のマイナスで終了しそうです。

上記のOSC値とコメントでお分かりのように、株式市場は、新興市場を除いて、11月6日から7日にかけてOSCがピークアウトしたようです。逆に国債先物市場は、11月7日にOSCで38%という底値をつけ、そこからは堅実に切り返しての2日目です。

今晩の海外市場の結果によっては、明らかな下降トレンド入りと考えても良いでしょう。

-------12日朝のコメント-------

ユーロ・ドルが再度1.25ドルあたりまで大きく下落しております。それに呼応するような形で欧州株が軒並み軟調で2-3%のダウン。ダウもそれを引きずり179ドル安で終了。独ZEWの景況感は-53.5と予想の-62ほどは悪くなかったのですが、利下げ発言やら、独のIGメタルという金属労組のストの可能性情報やらでユーロは押されております。

なお、11日はベテランズデーという退役軍人の日のため、ダウ以外は休場しております。従って、ドル・円相場は動かず、そのまま朝になだれ込み。

ところで、このところ通貨のランドが10円を下回っていた南アの格付見通しが、S&Pにより「ネガティブ」に引き下げられました。格付のBBB+は据え置きです。

日本は先進7ヶ国の中では最低のAAマイナスですが、それにしても南アのBBB+の格付とは、結構、投機的なレベルだったのですね。

ところでアメリカの格付が未だに最上級であることをいぶかしがる向きもあるようですが、今回のサブプライムローン問題に絡んで、散々S&Pとムーディーズの格付機関をやっつけているアメリカ政府です。それに刃向かうような格下げは、彼らは死んでもやれないでしょう。仕返しの仕打ちが怖いからですね。筆者が家人に抱く怖れと同じようなものです。

しかし、こういうのは少々理不尽ではないでしょうか。つまり格付機関の首根っこを、格付機関がある国(アメリカ)が牛耳っているということです。かといって、格付機関も世界のどこかの国に所属はしなければならないので悩ましいところですが、ケイマン島あたりのタックスヘブンの国に行っても問題の解決にならないし、いっそのこと、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂に本社を置いてはどうでしょうか?

これなら、サブプライム問題のようないい加減な格付をすれば、キリスト様の天罰がもっとすばやく下りたに違いありません。そして、彼らも日々、朝夕には敬虔な祈りを捧げつつ自らの天職に邁進するに違いありません。もちろん報酬は、清廉な気持ちで「格付」を行うに足る、日々の質素な生活を支える程度に抑え、余ったお金は、サブプライムローンで家を失った方々への「献金」に回すことが強く要請されます。はい。

これは早速、オバマ次期大統領に具申しなければ。。。
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