株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(11.19.08)

2008-11-18 21:49:05 | 明日のモニタリング銘柄
欧州市場は最初のプラスからマイナスへと転化。ダウ先物も-144ドルと軟調。この流れを受けて、日経先物も110円安、$円は96.45円であまり変わらずと、午後7時半現在はなっております。

このままだと、NY市場も3日連続安の流れです。

しかし、物騒な世の中になりました。元厚生事務次官が殺害されました。まさか、後期高齢者が血迷ったのではないでしょうね。あるいは、あまりの国民の社保庁いじめに耐えかねて、身内同士のいさかいから殺されたのではないでしょうね。

ところで、よく分からない明るい?ニュースが2つあります。スイスの小売売上高が前年比6.4%も伸びたのです。予想はたったの0.8%増でした。それから、南アフリカの財務大臣がリセッションはないと言い放ちました。国家の信用が随分と落ちているため南アランドの急落ぶりが目につくというのに、この自信は一体どこから?

スイスと言えば、UBSに対して60億スイスフラン(約5250億円)もの公的資金の注入を実施。また、不良債権の分離のために中銀が5兆4千億円もの融資をするなど、金融危機への対応にやっきとなっている筈。

これだけはさっぱり分かりません。まさか内緒でプライベートバンクの資金が市中に流れ出ているのではないでしょうね。

さて、明日のモニタリング銘柄です。

1.6366千代田化工建設
 今日は最後は失速しましたが、安値は何とかキープ。ここからの反転のためには出来高が伴わないと駄目のようですが、結構に底力のある株ですね。OSCは昨日と同値の45%です。

2.7007佐世保重工業
 従来予想を大きく上回る中間決算を発表したのが10月末。その後の173円までの上げをすべて帳消しにしてのOSCは-12%の33%は、明日の押し目狙いか。

3.4911資生堂
 全くよく分からない値動きをするのがこの株です。テクニカルには上げるそぶりを見せながら、実はジリジリと下げております。まるで捻くれた女心のようです。OSCは一応+1%の42%と底打ち?後は安値の下げ止まりが明日あるのかどうかです。

4.4088エア・ウォーター
 この株もなかなか人気化しませんが、時として噴きます。産業用ガスでは大陽日酸と双璧。11月12日の中間決算の経常利益の進捗率が42.3%と少々低かったのが災いして800円そこそこにまで落ちております。OSCの-5%の42%というのは、この株としては10月27日以来の低さ。

5.6594日本電産
 OSCが-12%の38%にまで落ちていることが魅力。10月28日から3連チャンでのストップ高を重ねて以降も上げ続けていた反動か?しかし、この踊り場では押し目買いのチャンスか。

6.8905イオンモール
 やっと底を脱出か?OSCは+1%の37%と微弱ながらのサイン。今日は1810円で後場はずっと待っておりましたがあと一息で届かず。明日が正念場。

7.8058三菱商事
 商社株が不振を極めておりますが、これはOSCが26%まで落ちております。ここから10月29日のように復活がなるのかどうか?

8.5411JFEホールディングス
 鉄鋼株も軒並みやられておりますが、ここから一旦反発があるのかどうか?

9.2121ミクシィ
 この株のOSC27%は10月6日以来。この時は2日後に安値をつけております。OSCが立ち上がり、安値を更新しているその時まで引っ張ること。

10.6890フェローテック
 OSCが28%は久々、というより記録にはありません。それだけ成長期待が高かったのでしょうね。しかし、中間決算の進捗率は58.7%であり、会社の計画通りではあります。

以上です。今日は少し多めになってしまいましたが、それだけ売り込まれている銘柄が増えてきているということでもあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

揉み合いながら上昇中

2008-11-18 11:24:46 | 株に出会う
NYダウが悪い割には、日本市場は粘り腰を見せております。前場の終わりにかけての切り返しは少々意外な気がします。

まさかIMFへの10兆円の拠出への「ご祝儀」が、海外勢からもたらされた訳ではないでしょうに。この上げはひょっとすると、今年の日本人のノーベル賞の大量受賞といい、どうやら、「国際的謀略」の一環かも知れません。

豚は太らせるだけ太らせて出荷しろと言います。

それを裏付けるかのように、イギリスのガーディアンが各国の金融危機への必死度をランキングしております。

トップは、民間年金基金の国有化を果たしたアルゼンチン。5つ星です。しかし国の借金はたったの1500億ドル。

同じ5つ星がイタリアです。国の借金は2.19兆ドル。同じくイギリス。国の借金1.2兆ドル。そしてアメリカ。8.4兆ドルの借金。

以上がめでたく5つ星。ちなみに4つ星は、トルコ、ロシア、メキシコ、カナダ、中国、フランス、ドイツとなっております。

日本は3つ星で国の借金7.45兆ドルでアメリカ並み。

最高の1つ星はインドです。あと、インドネシア、南アフリカの2つ星が続きます。

何で、3つ星で借金がアメリカについで多い日本が、インドネシアや南アフリカを差し置いて、10兆円も拠出しなければならないのか?

これは、やはり「豚もおだてりゃ木に登る」という「格言」が、世界各国に行き渡っており、ノーベル賞に続いて、こういう国際比較に最も弱い日本に白羽の矢が立ったということでしょう。

もちろん、これで世界の金融恐慌が収まれば、麻生首相の最後の狙いは「ノーベル平和賞」の受賞です。

なぜ、平和賞かって?平和賞以外は、漢字が碌に読めない首相には相応しくありません。幾ら何でも、ノーベル経済学賞など与えれば、墓場の陰からノーベルが怒りのあまり首を出すに違いありません。

まあ平和賞なら、ダイナマイトを発明して大金持ちになったノーベルのことです。誰が貰っても「致し方ない」と黙認していることでしょう。

麻生首相なる極東の財閥のボンボンが貰っても、「あっ、そう。」の一言でお終いです。

さて、後場は為替次第のようです。米株価先物ももうすぐプラ転しそうですが、これは、いわゆる日本市場を牛耳る外人勢の「さくら」ですから、あまりあてには出来ません。

国債市場が上げ幅を縮めてきております。この動きも注意しながら、特に後場の寄り付きからのい短期決戦が最初の山かと思います。

前場は、おだてられた豚にはなりたくなかった一心から、下でいくつか指すもひっかからずノートレードに終わりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(11.17.08)

2008-11-18 06:30:56 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は18日朝更新

後場は円高の進行と共にガス欠となった11月17日(月)の市場概況です。 

◆日経先物:8480円(+220円)、OSC50%(-5%)11月7日の60%から下降中。
◆日経平均:8523円(+60円)、OSC53%(+6%)11月6日の64%から下降中。
◆日経平均指数値倍率:117(-1)数字が増えるほど下落傾向を示します。
◆TOPIX:850.49(+3.58)、OSC48%(+6%)11月6日の63%から下降中。
◆マザーズ指数:328.18(+4.54)、OSC52%(+6%)11月14日の46%から切り返しにに転じたか?
◆ヘラクレス指数:514.18(+1.14)、OSC57%(+4%)11月11日の72%から下降に転じる。
◆国債先物:138.56円(+19銭)OSC45%(+2%)11月13日の35%から底打ちし上昇継続。
◆ドル・円:96.48円(52銭円高)OSC48%(-2%)11月12日の39%に吸い寄せられ中。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8440円(大証終値比-50円)
◆シカゴCME日経先物:8420円(大証終値比-70円)更新
◆NYダウ:8274ドル(-224ドル)OSC45%(-2%)11月12日の37%に吸い寄せられ中。更新

後場はさすがに円高が急に進行した2時過ぎから完全な下落基調に転じました。

前場に売り持ち越しの5214日本電気硝子は、後場寄り付きで上に行きそうなので同値で買い返済を指しておりましたが一瞬できず。その後の第一次下落局面でかろうじて同値撤退。この株、その後、上げ節目の615円を1円抜くところまで行っております。ここまでは持ちこたえられなかったと思います。要するに指したところが1段下だった訳ですね。

OSCのエクセルのプログラムをお持ちのかたは、前日の安値を終値で抜けなかった時にピンクの背景色が出るようになっているかと思いますが、これが戻しの目安としてはかなり有効に効くようです。ご参考までに。

しかし、その上げ目安を抜けると、この株のように601円→615円→635円と順次節目の値段が控えておりますので、616円を抜けたからと行って買いにはなかなか入れないものです。そこは、地合の様子を見ながらどこで思い切るかの相談となります。

その目安は、今日のように円高に振れるタイミングと、国債先物のトレンドの把握が主体となります。なおGlobexも影響力がありますが、今日のところは為替がプライオリティファーストでしたね。

後場は、その日本電気硝子の同値撤退の後の買いで少々取ったのと、2時過ぎからの9983ファーストリテイリングの急落で10100円で拾って60円抜いたトレードのみ。

なかなか歯車をきちんと合わせるのが難しいですが、もう少し修行をして、空売り時をきちんとマスターしたいと思っております。

市場全体は、今日のプラ転終了で心理的には改善しておりますが、後場の急落で警戒心も強く、各市場とも中途半端な位置取りからの反発に終わっております。ここからは、下にも上にも行けるポジションですので、とりあえず、まだ持ち越しは控えた方が良いかと思います。

-------18日朝のコメント-------

欧州株は軒並み2-3%の下落、その流れからダウも一時プラ転するも、結局は224ドル安です。今の数字での224ドル安というのは14000ドルあたりの224ドル安の倍近いインパクトがあるのですが、もう慣れっこになってしまいました。日経平均とダウが14日はほぼ足並みを揃えておりましたが、これで250ドルほどの差がつきました。ということは今日の日経平均は250円程度までの下げかな?何だか予想の手間が省けてまんざらでもない雰囲気ですね。

原油は海賊にサウジのタンカーが襲撃されて少し上げるも、2ドル安の55ドルを切って終了。海賊に襲わせるなら、もっと大量に動員しなければ駄目ですね。

何だか、重たいものがずしりと市場にのしかかっているかのような雰囲気です。

しかし、GMは何故か途中経過ですが、12%高。

そのGMついにスズキの株まで手放すことになりました。そのニュースで上げたようです。いよいよ蛸が自らの足を食っているような状態に。オペルなどどうなるのでしょうね。これは子会社ですから、可愛い娘を売り飛ばすようなものですかね。そこまで親が鬼にならざるを得ないのか?

いっそのこと、昇天させた方が身軽になって良さそうなものですが、そうなると倒産した会社のクルマが売れなくなるのだそうです。クルマというのは買って、はい終わりという製品ではありません。その後のパーツ供給などメンテが重要。娘を売り飛ばし、自分はすっからかんですと言うような人間を、周りは信用しないっていう訳です。

ここがGMのつらいところ。しかし、これも元はと言えば、自分が悪いのです。

ところで、米鉱工業生産が予想の前月比0.2%に対して結果が1.3%と「堅調」ですが、またしても前回の数字を-2.8%から-3.7%に修正しております。これも蛸が自らの足を食い散らすのと同じ光景か??? 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする