株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(7.20.07)

2007-07-19 21:14:51 | 明日のモニタリング銘柄
今日の後場は日経平均と新興市場は対照的な動きでした。場が終わってから見ると、新興市場はどれもこれも壊滅的な状況です。しかも、テクニカルに明日にかけて反発体勢をしめしているものすらほとんどない状態です。

まさに酸欠状態あるいはタコが自らの足を食って共食いの状態と言えるでしょう。筆者は3074ゴルフパートナーだけ反発期待で120Kで保持しておりましたが、指数がドンドン下がる時は何とか我慢していたこのゴルパ、さすがに引けにかけて事切れました。120K以上ならホールドでしたが、ついにテクニカルにも魅力を失い-1Kで撤退。

息もつかさぬ乱戦模様は1部市場でもいくつも見られました。例えば、6136OSGです。気がついた時は朝方の1800円を抜いて、更に勢い余って1802円位に切りかえした時でした。何と売買が激しく交錯して1802円の指し値が1800円で出来ておりました。

この株こそ、昨日は前日比93円安でOSCを10%も落としておりましたので、今日の前場の安値の1755円から前日安値の1768円を抜いた1770円のチョイと上あたりで買っておくべきでした。そこからでもゆうに20円の上昇です。引け際にOSCも下がってきて前日同値になったところで一旦撤退しましたが、最後の1分くらいであっという間の1799円までの切り返しです。何ともけれん身のない乱打線でした。姑息な見せ板など出す暇はありません。こうでなければ株は面白くもおかしくもありません。少々の損切りはこの戦いの「堪能代金」としては安いものです。これからもこうした1部市場の出来高の多い、かつボラティリティの高い銘柄に狙いを定めたいと思っております。

さて、持ち越しは引けに4690円で買い直した三井海洋開発と、今日は押し目らしい押し目がなく切りかえした6217津田駒の426円での購入のみ。

新興市場は、マザーズ指数のOSCがまだ?30%です。25%という今年の最低値まで到達した時が切り返し時かと思われます。しばしサインが出るまでは待ちますが、1つだけ歴史的最低値に到達した銘柄を挙げます。2491バリューコマースです。OSCは何と115ダウンの18%です。あの2152幼児活動研究会すら、昨日はOSCが19%でした。さすがに今日の前日比80円安からの切り返しは意地を見せた格好です。この幼児研と同様に、VCが明日50000円位まで押されてから意地を見せるかどうかだけ注目しておきたいと思います。何せ、IPOで当選して初日に売って確か110K位の儲けをもたらしてくれた恩義ある株です。今はその儲け分程度(2分割しているため)の値段にまで凋落しております。何とも儚いものです。

そこで明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.9984ソフトバンク
 これも難解株ですが、テクニカルには綺麗に切りかえしました。あまり上昇妙味はありませんが、相場の先導役としても注目。買うなら2700円割れを待ちたいところです。しかし、もうそこは通過してしまったようです。ちょうど25MA上にあります。上げ期待度:微弱

2.6501日立
 昨日の850円の押し目の時が買い場でしたね。しかし、今日は重戦車のような歩みながらも+3円まで持っていったのは見事。875円前後に壁がありますが、明日はそこを突破するかどうか見ものです。ところで今週、日立の冷蔵庫と洗濯機に買い替えました。10年くらい経って寿命が来ていたものです。何とか「恩返し」して欲しいものです。テレビも寿命だったので先週買い替えましたが、こちらは東芝のREGZAです。ソニー、IBMとの共同開発のセルをいずれ搭載するようですが、この会社の半導体技術に敬服しての購入でしたが、画面は実に綺麗です。女優の肌の欠点まで丸見えです。もう家人は夢中。

3.2914日本たばこ産業
 これもテクニカルには綺麗に切り返しました。上げ幅はたったの1Kですが、明日はもっと大きな値幅の上昇を期待。

4.7003三井造船
 今日は上げ一服のように見えますが、再度の上昇のマグマが溜まっております。700円に明日届くかどうかが注目点。出来高がこの水準なら行くかと思いますが、出来高が減ってくると元の木阿弥になりますので注意。既に高値圏です。

5.6368オルガノ
 この株はOSCを3%落として39%にしながらの+35円終了です。いわゆるダイバージェンスを示しております。このケースは翌日はパターンが2つ。1つはそのままOSCの下落が示すとおりに押されてしまう場合、もう1つは高く始まってそのまま舞い上がってしまう場合です。舞い上がった後に下がるケースもあります。いずれにしても、明日になれば来週にかけての値動きの方向性が分かりますが、もしこのOSC39%というのが、ジャンプのための準備運動だとすると、再度3100円というこのところの高値を目指すかも知れません。と言う訳で少々値嵩株ですが明日以降に注目下さい。

以上です。どうでしょう。渋いところが揃ったでしょう。

チョイと少なく思う方は、順張りですが6966三井ハイテック、9888UEX、そして逆張り候補は、原子力の大御所5631日本製鋼所の1880円待ちあたりでどうでしょうか。新興市場での逆張り候補は3843フリービット、3823アクロディア、そして3811ビットアイルあたりです。しかし、明日はまだ底打ちしなければ逆襲に遭うかも知れませんので十分にご注意下さい。
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ジリ下げのパターン

2007-07-19 11:27:03 | 株に出会う
今日は昨日とまた違ったパターンでした。まったくこれだから相場が余計に難しくなるのですね。一気に下に持っていけば、それなりに待機している方々の買いが入って、それを見た損切り連中の買い戻しも入ってと、いわば好循環になるのですが、今日のようなパターン(梅雨時雨パターンとでも命名しておきましょうか)は、一気に下落しません。たちが悪いことに、朝方はチョイ上げのそぶりを見せるのです。今日も先物は+70円と控えめにスタート。しかしそこから30円上がったところがどうも限界だったようです。

後は判で押したように少し戻しては下げ、下げては少し戻しといった「焦らし戦術」での下方誘導です。全くたちが悪いと言ったらありません。

そんなこんなで、昨日プラス追いで買って失敗したと内心思っていた2138ウェブドゥジャパンはしかたなく-6Kで切り、6269三井海上は朝方は健闘しておりましたが、その後は先物に連動するように下げてくるので、OSCが同値になったあたりで+30円で切りました。こちらは本来切り返しタイミングにあるので我慢すべき範疇ですが、まあ明日をも知れない相場です。ここは一旦身ぎれいにするのが良いと思ってのことです。しかし、それと相前後して2432DeNAが438Kで約定。しかしその後のリバウンド気配がありません。これもやむなく-2Kで撤退。この押し目はやはり買い場とは思いますが、みすみす損失額を膨らますのも癪ですので切りました。後は8992日本レップで少し抜いただけ。

5631日本製鋼所や2371カカクコム、それに2459アウンコンサルティングなど指しておりますが、このジリ下げモードが続くようだと、テクニカルに明確なサインが出ない限り買い辞退することになりそうです。

買いサインといえば、昨日2151タケエイで出ておりました。出来高があまりに少ないので注目銘柄に挙げるのを止めてしまいましたが、今日は見事な反転。9020JR東日本も明らかなサインでした。

市場は日経平均もOSCを5%落として45%になり下落モードです。新興市場のマザーズ指数はもっと悲惨で9%も落としての32%です。こうなると5月21日につけた「究極指数値」に後50円ばかりの下落で到達します。800ポイント割れ寸前まで行けば切り返すかも知れません。しかし、底打ち期待が強まっていただけに、この段階での「裏切り」は、いささかホルダーの身にこたえるかも知れません。喩えてみれば、出来心からの浮気がチョイとしたことから発覚し、地面にひれ伏し妻に謝り改心したばかりの男が、ほんの2ヶ月ほどでまた別の浮気に走ってしまったようなものです。今度ばかりは地面にひれ伏しても駄目です。ではどうするべきか? 筆者には経験不足ですのでよいアイディアは思いつきませんが、相手の「奴隷のような存在」になる以外にはないのではないでしょうか。もちろん、男用の「貞操帯」も常時装着します。お小遣いは限りなくゼロにします。そして、解脱を待つのです。多分、人生の終焉に近くなって解脱がなるかも知れません。何たる人生か。これぞ元祖、梅雨時雨人生かと。。。

またまたあまりに相場がじめじめして嫌な雰囲気なのでくだらない戯れ言を書いてしまいました。興味のない人はもちろん無視して下さい。(今頃書いても遅いか。。。)

しばらくは相場から距離を置いた方が良いかも知れませんが、このような総悲観モードの時こそ、後から振り返ってみると絶好の買い場だったりします。だから筆者のような相場中毒患者が後を絶ちません。それはそれで世間に貢献しているのかも知れないと思う他なさそうです。

ああ、誰か「相場の奴隷」に志願してくれませんか?筆者の買った株を買い続けるという奇特な志を生まれつき持った方々です。
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明日の注目銘柄(7.19.07)

2007-07-18 19:05:37 | 明日のモニタリング銘柄
今朝の出鼻をくじいた犯人はインテルだそうです。時間外取引で4%の急落。そこにいつものクレディスイスの先物売りが浴びせられて、皆さんの持株もトコトン押されたという訳ですね。

全く、チョイとしたことで前夜に立てた作戦も全滅です。

今日は日経も新興市場も反発して始まると予想しておりましたが、今日の一撃で日経平均の雲行きが若干怪しくなってきました。OSCは3%下げての50%です。暴れん坊の先物は前日同値の51%です。それに対して、新興市場はマザーズ指数が+5%の41%、ヘラクレス指数が+1%の48%です。

何やら俄には信用できませんが、新興市場が明日は優位に立っているのです。そんなことありか?しかし個別銘柄で見ても、今日は結構反発に転じた銘柄が目立ちました。あながち、明日は新興市場の復活劇が見られる可能性については否定しかねます。(どうも歯切れが悪いのはこのところ調子が悪いせいです。多分。)

チョイと昨日立てた今日の注目銘柄を「評価」してみましょう。

・トラストワークス 昨日の上げは騙し。外れ。
・イーキャッシュ 当たり
・三菱地所 3290円までいくも外れ。不動産は渋い。
・トーアバブル 押し目からの反発は正解。
・三井海洋開発 渋とくプラ転 正解
・日本マイクロニクス 地力発揮 正解。
・エヌ・ティ・ティ都市開発 外れ。難解株の本領発揮か?
・オプト 一応当たりも尻すぼみ。

5勝3敗です。しかし買い時が難しいですね。どれでも押されたところで買いを入れていればこれは取れる訳です。しかしそこでの買いがなかなか入れることができません。

「分かっているけど」と前場に書いた通りです。ここを何とか改めない限りこれからの勝利はないとも言えます。

とりあえず、このブログでよすがにしているのがオシュレーターというテクニカル指標です。それは相場のエネルギーが上げなのか下げなのかを判断するものです。上げと判断したものでも2つに分かれます。1つは押し目買い。2つ目は順張り。ところが、今日のような全体に地合が悪いと押し目買いは更に押され、順張りも利確に押されます。しかし、理論的に考えれば、上がる筈が地合に押された銘柄の方が、上がる勢いが地合に削がれた銘柄よりも反発力が溜まっていることが容易に理解できるかと思います。

それがトウアバルブやイーキャッシュ、それにオプトや日本マイクロニクス、三井海洋開発の上昇に現れております。エヌ・ティ・ティ都市開発だけ例外ですが、この株は不動産銘柄という今の時流に完全に置いてきぼりの銘柄であることから説明がつきそうです。

結論としては、あくまで上げるサインが出た株については、翌日に更に押されたところが絶好の買い場であると言うことです。これが人の行く道の裏を行くことにもなります。

さて、そうした「教訓」を踏まえての明日の注目銘柄です。とにかく、こうなりゃ、逆張りに徹します。

テクニカル用語の簡単解説

1.2432DeNA
 野村21投資ファンドへの組み込み銘柄であることはご存じでしょうか?新興市場からはこの銘柄だけです。今日は押しに押されてOSCも7%も落として39%にまで落ちました。6月12日以来の出来事です。と言うことは、明日の押し目が狙い目ということです。先例にならえば、後10K程下落すればそこは買いかと。

2.2459アウンコンサルティング
 OSCを6%落として36%になりました。放置しておくとズルズルと下げる癖があります。明日は200K割れがあればそこで踏ん張るかどうか?業績は問題ありません。197Kで踏ん張ると見ます。

3.8992日本レップ
 一皮むけてからのレップにしてはもたついております。しかし明日は483Kを割り込んでもそこからの反転エネルギーがあるようなら、復活も間近かと思います。制度信用もない「素浪人株」です。何かと応援したくなると言うものです。

4.9020東日本旅客鉄道
 このところ900K割れをしていない銘柄。今日はOSCを1%コンバージェンスさせての38%終了です。明日はできるだけ904K以下で仕込みましょう。

5.5631日本製鋼所
 ご存じ原発の雄。25MAからは必ず反発する銘柄としても有名。その25MAラインは1880円ですが、今日は1903円まで押されました。このあたりまでの押し目を意識してのエントリー。何しろOSCを6%落としての47%終了は6月27日以来の出来事です。

6.4541日医工
 いわゆるジェネリック医薬品のメーカーです。OSCを5%落としての36%終了です。2010円という直近の安値が見えてきました。明日はここまで落ちれば反発に転じるかと思います。大証の貸借銘柄であることは心のどこかに入れておいて下さい。

7.3101東洋紡
 水処理での環境関連銘柄の一角。しかし地味です。名前が古くさ過ぎます。多分古参の経営陣の間で愛着があるのでしょう。そこは筆者も是非尊重したいと思います。カタカナ社名に変える会社が多い中、大変貴重な志と受け止めます。それはさておき、OSCは+1%の35%とコンバージェンス。344円以下であれば明日は買いか?

8.2371カカクコム
 7月6日に36Kも上げたのは嘘のよう。その前夜の水準まで降りてきました。OSCは何と17%も下げて38%です。これだから今の市場は中・長期投資などしなくなるのですね。ともあれ、300K割れがあってからの明日の反発に期待しましょう。

9.6764三洋電機
 筆者が先日190円割れがあれば買いたいと言っていた、その水準まで来ました。明日は187円割れがあっても、最悪183円あたりで下げ止まればそこは絶好の仕込み時かと。

10.3569セーレン
 いわゆるタカさん銘柄。OSCはこの株にしては低い49%まで5%下落。1180円が底と認識されれば、そこからの買い上がりを期待。

11.4293セプティーニ
 この株も珍しくOSCを33%まで落としました。前日比6%のダウン。明日は124Kの攻防で下に行けば行くほど買い場到来か?

以上です。持ち越しは引けに買い直した2138ウェブドゥジャパンと6269三井海洋開発のみ。逆張りに徹するといいながらもプラ転を確認しての買いでした。凶と出るか吉と出るか?いずれにしても明日からは逆張りに徹します。
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分かっちゃいるけど駄目

2007-07-18 11:21:27 | 株に出会う
その日の雰囲気を読むのは、かなりの修行がいるようです。

今日は寄り付きから先物がシカゴのCMEよりも60円安で始まりました。この段階で少なくとも前場は下げると判断しなければなりませんでした。案の定先物は戻す気配がなく、程なく急な下落を開始してついに18000円割れまで演じる始末です。

その過程で、できるだけ早く特に貸借銘柄については損切りを実施すべきところ、つい安易にリバウンドを期待して結局は最悪に近いタイミングで処分。8874ジョイントは-110円の3700円で、3845アイフリークは-9Kの272Kでです。

その後、2138ウェブドゥジャパンを194Kで買ってそのまま保持しているものの、前場は今のところうまく言っておりません。

そうこうしているうちに、3850NTTDIMや3840イーキャッシュ、それに2389オプト(これは今日は強かった)が既に値を飛ばしておりました。まるで下手なドジョウ掬いとはこのことでしょう。

動く銘柄とそうでない銘柄の濃淡も激しいものがあります。動く銘柄は動いてから買いに入っても今の相場では勝負は五分五分。動かない前に買うのが最も良い戦術ですが、それには的を絞ってのエントリーしかありません。これは頭では分かってはいるのですが、複数の銘柄の朝一番からのあわただしい値動きに翻弄されて、ついつい時期を逸してしまうのですね。

このあたりのタイミングを何とか克服しなければなりませんが、その都度値動きのパターンが異なりますので、色々と考えているうちに我を忘れてしまいます。

まあ、じっくりと日々反省しながら「スキル」を身につけていく以外にありません。
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明日の注目銘柄(7.18.07)

2007-07-17 20:57:31 | 明日のモニタリング銘柄
まず市況ですが、日経225平均は何とか切り返す体勢にまで戻しております。OSCは前日同値の53%です。先物は-1%の51%ですが、さほど押されたという感じではありません。

新興市場はヘラクレス指数がOSCを6%下げて47%としましたが、マザーズ指数は前日同値の36%です。これも日経平均同様に底打ち気配。しかし、個別銘柄を見ると引けにかけて下落幅を大きくした銘柄が目につきます。

このような状態では買い時を示している銘柄は少ないものですが、一応着実な上昇を描いている8874ジョイント・コーポレーションを引けに買いました。それから、新興市場からは上場来安値更新の3845アイフリークを、これも引けに試し買いをしました。先週の金曜日に引けに買った4822ハドソンは後場の早い段階で-80円で損切り。-44円まで戻しておりますので、少々見切りが早かったようです。その分は、3850NTTDIMでカバー。

明日は今晩のNY市場にも影響されますが、日経平均と新興市場の押されすぎ銘柄は、切り返しの可能性が強まったと見ております。

そこで乾坤一擲(と言いたいところですが、どうもそこまでは、この地合では気合いが入りません。)ではなく、自然体(この方が今の自分の身の丈に合いそう)での明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.2154トラストワークス
 新興市場では珍しく下げ止まった銘柄。OSC、RSIともに+3%でのゼロ終了。乖離幅も6Kもあり。25MAからは22%も下方乖離。ここで上げなければ更なる奈落が待っているかと。トラスト=信頼との意味でしょうが、この株の明日の「働き」が信じられるのかどうかはあなた次第です。

2.3840イーキャッシュ
 435Kが当面の底か?その前の445Kあたりで下げ止まるなら面白い展開になるのではないかと。指数値面からは445Kからの反発を予想。とにかく押されて押されてもうこれ以上は玉がない状態になるまでは我慢。その反発の芽はあります。

3.8802三菱地所
 じわりと戻してきました。OSCは連チャンでの38%です。しかし、この値動きはさすがに不動産業界の横綱です。下げるにしても風格を感じます。最低投資単位326万円というのもまさに横綱格。「地所」という名もこれまた大人の風格を感じさせます。その証拠に、三井地所とか野村地所とか、恐れ多くて付けていないではありませんか。業界では三菱を省略して、単に「地所」と呼んでいるようです。タマホームを親しみを込めて「タマ」と呼ぶのとは天と地の差ほどあります。いやはや参った。

4.6466トウアバルブG本社
 一発景気直しに仕手株を。576Kで2日連続で止血に成功。しかし出来高激減での-33Kは誰が見ても落ち目でしょう。ところが明日も576Kで止血できたとしたら、これは情勢が変わるかも知れません。その兆候がテクニカルにもあるため、あえて注目銘柄に推挙しました。どどっ~と、バルブの栓が緩んで大量の水が押し寄せたら、首尾良く逃げるために救命胴衣をお忘れなく。何しろ鬼より怖い貸借銘柄です。

5.6269三井海洋開発 逆張り
 この株、明日今日よりも安く始まるようなら買いは慎重にすることです。今立っているところは、まさに崖っぷちなのです。何しろ6月中旬頃に随分と上げすぎました。まだ下げ調整が必要かと思います。ここで底が抜けるようだと4200円も視野に入ってきます。しかし、この株にしてはOSCが48%になったということは、下げ止まりの兆候を示していることになります。ここを見極めるためにも明日は注目です。

6.6871日本マイクロニクス
 これは強気で攻める株。7月3日にこのところの高値の4560円をマーク。その後押されましたが、またぞろ急回復気配です。今日は少し調整はしましたが、その後の切り返しでOSCを8%上げて62%としました。明日は4300円台に一旦押されるかと思いますが、その後からの切り返しに要注意。まだPERは24倍です。

7.8933エヌ・ティ・ティ都市開発
 今日のこの出来高は何なのでしょう。明日は少々の押し目からの反転がある筈ですが、何しろ上げる時も下げる時も大口の売買で一気に来ます。弱小個人投資家はその波間に浮かぶ葉っぱも同然ですが、その波にうまく乗れれば、チョイとした分け前にあずかれるかも知れません。但し、目先の欲に溺れなければね。結構難しい株です。

8.2389オプト
 新興復活の鍵を握る株。今日は引けに押されてOSCは-1%の30%にまで落とされました。6月21日とそっくりな状況ですが、あの時はOSCが53%もありました。明日は押し目からのリバウンドを慎重に計りながらの参戦でしょうか。

以上です。結構、役者が揃いましたね。どこかのどさ回り劇団の貧乏役者でなければ良いが。。。
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