前回は自分で何とか装着しようと思い頑張りましたが断念。
仕方ないので悪友H君に電話し、早速カラーを製作してもらいました。
で、そのカラーが冒頭の写真の物ですがサイズを簡単に書きますと
外径14ミリ、内径10ミリ、長さは26ミリのただの筒ですね。
ちなみに素材は炭素鋼で仕上がり公差は+-10%(つまり0.1ミリ)です。
素材は安いSK材とかでも良かったんですが硬い炭素鋼をH君がわざわざ選んでくれて作ってくれました。
しかもこのカラーに焼き入れまでしてくれたんです。そんなに硬くしても仕方ないんですけどね…
カラーを下穴に入れてみた所です。
当たり前ですけどスッポリ入りました。
仕上がり交差はこだわれば1%まで対応してくれるみたいですが、所詮バイクのサスペンションですから
そこまではこだわらくても良いでしょう。
ここにはもちろんグリスを塗って装着します。
サスの上穴ですが、片方だけ塗装が厚いのか入れにくかったのですが、
グリグリやってたら何とか入ってくれました。
しかもサスの受けの長さと上穴の長さは一緒。
こういう物はメーカーは関係なく統一されているんでしょうかね。
これは僕の勝手な考えですが、こういう物はサスが車体に合わせて作られているのではなく、
車体がサスに合わせて作られているんだと思うのですが…
ブレーキレバーなんかも車体メーカー(ホンダ、カワサキなど)ごとではなく
マスターシリンダーのメーカー(ニッシン、ブレンボなど)ごとに案外流用がきくみたいですからねぇ。
もちろん詳しい事は知りません。
ちなみにCB純正のサスはショウワ、GSXのはメーカー不明。(書いてありませんでした…)
コレは仮組みですが装着し終わった時の画像です。
何事も無かったかのように着いてしまっているので何の苦労も見受けられません。
しかしこれからリンクロッド長も含めたセッティングが残っていますが…
とりあえず装着は完了しました。
しかしコレで終わらないのが流用の怖さなんですよねぇ。
次回はそこら辺の対処をお見せいたします。
どうぞお楽しみに
おまけ
前回マイクロバスのエンジンのオーバーホールの画像を載せましたが、
今回はシリンダーヘッドの画像です。
一般的なガソリンエンジンと比べて燃焼室が無く、まっ平らですね。
しかしピストンヘッドに窪みがあり、そこに軽油が噴射されているんですなぁ。
ディーゼルエンジンの事を全く知らない方に簡単に説明しますと、
このエンジン、ガソリンエンジンと違いスパークプラグがありません。
どうやって着火させるのかと言いますと、空気を圧縮した時の圧縮熱で自然発火させているんですね。
なので軽油が自然発火する高温になるように圧縮比がだいたい20:1とかなりハイコンプに作られています。
(ガソリンエンジンはだいたい10:1です)
もうちょっと詳しく説明するとこのエンジンは燃焼室に燃料噴射装置があり、(燃焼室?の中央)
そこから軽油が噴射されているのですが、
ガソリンエンジンと大きく違うのはアクセル制御の違いです。
ガソリンエンジンは混合気量をアクセルで制御して回転数をコントロールしますが、
ディーゼルエンジンは燃料の噴射量を制御しているだけなんですね。
もちろんキャブレターは存在しませんが、気筒ごとに噴射量とタイミングを制御できるような燃料ポンプがついています。
空気量はというと何の制御もされておらず、ガソリンエンジンの全開に匹敵するほど吸っている事になるので
エアクリーナーがアッと言う間に汚れてしまいます。
なのでディーゼルエンジンのエアクリはほとんどが清掃可能な乾式です。
それと燃料噴射装置の隣にあるのはグロープラグといってエンジンが始動しやすいように
始動前に燃焼室の空気を暖めておくための物で、決してスパークはしません。
なのでディーゼルエンジンを始動する時はキーをオンの状態にしてしばらく待つグロータイムがいるのですが、
今ではグロータイムは凄く短くなり、別に待たなくてもエンジンはかかりますが、待った方がかかりは良いです。
どうです?勉強になりましたか?
ところでおまけだと言うのにここまで読んでしまったアナタ。
ディーゼルエンジンはバイクに搭載されていませんよ。
全く無駄な知識を吸収してしまいましたねぇ。
仕方ないので悪友H君に電話し、早速カラーを製作してもらいました。
で、そのカラーが冒頭の写真の物ですがサイズを簡単に書きますと
外径14ミリ、内径10ミリ、長さは26ミリのただの筒ですね。
ちなみに素材は炭素鋼で仕上がり公差は+-10%(つまり0.1ミリ)です。
素材は安いSK材とかでも良かったんですが硬い炭素鋼をH君がわざわざ選んでくれて作ってくれました。
しかもこのカラーに焼き入れまでしてくれたんです。そんなに硬くしても仕方ないんですけどね…
カラーを下穴に入れてみた所です。
当たり前ですけどスッポリ入りました。
仕上がり交差はこだわれば1%まで対応してくれるみたいですが、所詮バイクのサスペンションですから
そこまではこだわらくても良いでしょう。
ここにはもちろんグリスを塗って装着します。
サスの上穴ですが、片方だけ塗装が厚いのか入れにくかったのですが、
グリグリやってたら何とか入ってくれました。
しかもサスの受けの長さと上穴の長さは一緒。
こういう物はメーカーは関係なく統一されているんでしょうかね。
これは僕の勝手な考えですが、こういう物はサスが車体に合わせて作られているのではなく、
車体がサスに合わせて作られているんだと思うのですが…
ブレーキレバーなんかも車体メーカー(ホンダ、カワサキなど)ごとではなく
マスターシリンダーのメーカー(ニッシン、ブレンボなど)ごとに案外流用がきくみたいですからねぇ。
もちろん詳しい事は知りません。
ちなみにCB純正のサスはショウワ、GSXのはメーカー不明。(書いてありませんでした…)
コレは仮組みですが装着し終わった時の画像です。
何事も無かったかのように着いてしまっているので何の苦労も見受けられません。
しかしこれからリンクロッド長も含めたセッティングが残っていますが…
とりあえず装着は完了しました。
しかしコレで終わらないのが流用の怖さなんですよねぇ。
次回はそこら辺の対処をお見せいたします。
どうぞお楽しみに
おまけ
前回マイクロバスのエンジンのオーバーホールの画像を載せましたが、
今回はシリンダーヘッドの画像です。
一般的なガソリンエンジンと比べて燃焼室が無く、まっ平らですね。
しかしピストンヘッドに窪みがあり、そこに軽油が噴射されているんですなぁ。
ディーゼルエンジンの事を全く知らない方に簡単に説明しますと、
このエンジン、ガソリンエンジンと違いスパークプラグがありません。
どうやって着火させるのかと言いますと、空気を圧縮した時の圧縮熱で自然発火させているんですね。
なので軽油が自然発火する高温になるように圧縮比がだいたい20:1とかなりハイコンプに作られています。
(ガソリンエンジンはだいたい10:1です)
もうちょっと詳しく説明するとこのエンジンは燃焼室に燃料噴射装置があり、(燃焼室?の中央)
そこから軽油が噴射されているのですが、
ガソリンエンジンと大きく違うのはアクセル制御の違いです。
ガソリンエンジンは混合気量をアクセルで制御して回転数をコントロールしますが、
ディーゼルエンジンは燃料の噴射量を制御しているだけなんですね。
もちろんキャブレターは存在しませんが、気筒ごとに噴射量とタイミングを制御できるような燃料ポンプがついています。
空気量はというと何の制御もされておらず、ガソリンエンジンの全開に匹敵するほど吸っている事になるので
エアクリーナーがアッと言う間に汚れてしまいます。
なのでディーゼルエンジンのエアクリはほとんどが清掃可能な乾式です。
それと燃料噴射装置の隣にあるのはグロープラグといってエンジンが始動しやすいように
始動前に燃焼室の空気を暖めておくための物で、決してスパークはしません。
なのでディーゼルエンジンを始動する時はキーをオンの状態にしてしばらく待つグロータイムがいるのですが、
今ではグロータイムは凄く短くなり、別に待たなくてもエンジンはかかりますが、待った方がかかりは良いです。
どうです?勉強になりましたか?
ところでおまけだと言うのにここまで読んでしまったアナタ。
ディーゼルエンジンはバイクに搭載されていませんよ。
全く無駄な知識を吸収してしまいましたねぇ。