南信州のりもの倶楽部♪

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モンキーリミテッドの修理 その1

2008年12月04日 17時54分09秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。横型エンジンマニアの「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
僕がマイゴリラを買ってからまだ10ヶ月。
何台の横型エンジン車に触ったんだろうか。
僕が選ぶ今年の漢字は間違いなく「猿」ですね。

少し遅れましたがやっとモンキーのお話。
このバイクは友人の近所のオッサンの所有するモンキーなんですが、
全体がメッキのとこを見るとっどうやらリミテッドみたいですね。
しかし手入れが悪かったために酷い有様です。

何で修理することになったかって言うと、
しばらく放置しておいたらエンジンがかからなくなったらしく、
友人も一応バイクいじれる人間なのでキャブ洗ったみたいなんですが、
それでも今だ不動の状態でいよいよ僕の出番、と。
こんな感じでしょうかね。

僕としても同じくキャブから始めるのですが、
その前に汚くて仕方ないので、
まずは洗車からスタート。
洗剤や灯油などを使って丁寧に洗車していきます。









とりあえず洗車は終りましたが、
錆が酷いのであまり綺麗になった感は無いです。
しかしエンジンがかかればそれで良いって言う依頼なので、
細かい錆取りなどは今回は行わず、
走れるようになったらそのまま返却するつもりです。

とは言ってもワイヤー類やブレーキはしっかり手を入れるんですけどね。
走るだけで止まらないバイクでは恐ろしくて返せませんし。
なのでやっぱりそこそこ分解が必要かな。

これが僕のバイクだったら洗った直後にバラバラになり、
錆取りやエンジン交換もするんだけどなぁ。
もしくはウチにあるストックのパーツ組んで、
どれくらいのパワー出るのか試してみたい気持ちもありますが。









チェーンですが、ホコリと泥が酷くて取れなかったので、
ここだけは取り外して灯油に漬けて汚れを落とします。
交換の必要は無さそうでしたが、
このまま走られるのも嫌ですからねぇ。

エンジン左のカバーも取り外して洗車と点検。
エンジンの番号はZ-13○○からなので、
どうやらLクランクみたいです。
SクランクとLクランクではローターが全く違うので目視ですぐ分かりますね。

LクランクとGクランクではローターが同じなのですが、
違うのはクランクのストローク。
LクランクはGクランクと比べてストロークが短いのですがGクランクと排気量は同じ49cc。
つまりピストンヘッドの高さも違い、
S,LクランクはピストンのピストンピンハイトがG,Rクランクより下になってます。
簡単に言うとG,RクランクにS,Lクランクのピストン入れると、
燃焼室を突き上げるって事ですかね。
なので流用は慎重に。

そんなマメ知識は置いておき、早速キャブを洗ってキック。
本来かかりやすいエンジンなんですがウンともスンとも言いません…
キャブにガソリンは行っているので、
プラグを外してアースしてからキックしましたが、
どうやら点火系の異常の様子。
どうしたもんかねぇ…

まぁ、このエンジンと言うかこのバイクの点火系の配線は、
ビックリするくらい簡単なので、
ポイント調整をして異常が無ければ、
後はスターター系の配線しか疑う所無いんですけどね。

そんな訳であれから数日経過しましたが、
直ぐ修理出来そうなのであのまま放置してあります。
次はポイント調整の事でも書けるかな?
まぁ楽しみにしてて下さいな。



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コメント (2)
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