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南信州のりもの倶楽部♪

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レース用エンジン製作 その1

2014年06月20日 19時56分54秒 | 国産横型エンジン編
やぁ、「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
昨日部品買いに出かけたらジープのショートボディに乗った綺麗な女の方を見かけてね、
ジープって少し癖のある車なんだけどあの細い腕でシフトをカチカチと操って、
ギクシャクせず走ってる様はホントカッコ良かったな。
何なら後つけていって話しかけようと思ったけど、
そんな事したらただの変質者だから止めてはおいたけどさ、
それでも普通にジープ転がしちゃう女性ってなかなかいないからねぇ。
ジープ乗ってるオッサンだってカッコ良く見えるんだから女性なんてなおさらだよ。

さてと、最近この事ばかり考えているレーサーのエンジン、
排気量は50ccって事は決まってて2次側クラッチ装着は命題だから、
クラッチから考えるとCD90のパクリである中華125ccエンジンを潰して、
そこからミッションとクラッチを取り出して、
国産のカブのクランクケースに組み込む、こんな感じのエンジンになる。
中華のクランクケースも良いんだけどワイドピッチだし、
モンキーのクランクケースを使わなければ凄く簡単に組めるもんね。

なんだけどベースのクランクケースは所詮セコだから…







ブラストを使ってお掃除。

でもブラストって実は綺麗にするだけじゃなくって、
ウチのは細かいガラスビーズだから意味はたいして無いんだけど、
粗めのブラストをケース表面に施すと、
まぁ当然ザラザラになるわな。

しかしザラザラになるだけでもツルっとしたケースと比べて表面積は簡単に倍になったりするから、
ケース自体での放熱性がもの凄い上がる。
タイガーエンジンなんてケースはホントにザラザラしてて、
オイルクーラーが要らないんでないかい?ってくらい冷えるからねぇ。
ただあのエンジンはクラッチカバー以外は全部ザラザラだから、
エンジン単体での放熱性が優秀なんだけど。

だからブラストも一応チューニングには入ると思うよ。





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とりあえず注文した部品。
まずはキタコのハイコンプピストン。
排気量がノーマルで作るなら定番とも言えるピストンで、
ヘッドもノーマルだと圧縮比は12:1になる非常に高圧縮なピストン。
しかもセカンドリングが無いから薄く出来てて軽く。
このピストン使ってカリカリに作ったエンジンなんか、
直線で時速100キロオーバーなんて記録もあるくらいだから、
コレ使ってエンジン組んでる人は多いんでないかな?

ただそんなエンジンの内容は結構お金かかってて、
俺らは無理だし、そもそも直線だけしか走らないって訳ではないからねぇ。
だかキャブなんかもいたずらに大きくせず、
もしかしたらPC20くらいのキャブも使わないかもしれない。


それと左側の部品は武川で売ってるプライマリギア変換キット。
モンキーのクランクは先端にクラッチが付いてるからクランクシャフトにギアは無い。
からそのシャフトに被せる形で装着してプライマリギアを付けて、
CD90の2次側クラッチを駆動させる、そのためのギアなんだけど、
よく見ると小型ながらオイルフィルターローターまで付いてるんだよねぇ。

だからこのキットを使って2次側クラッチにするんだけど、
当然ながらミッションやクラッチ、それにカバーは全てCD90の部品を使う事になる、
んだけど我々はその部分全てを中華エンジンで補おうっていう作り方だ。
考えた結果これが一番安く2次側クラッチに出来ると思うんだけど、
中華はミッションに不安が残るからどうなる事やら。

そんな訳でただ今組み立てに入ってるんだけど、
始まったとたんにつまずき作業続行不可…

また見て下さいな。

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