
今日はさほど忙しくなかったから、
頑張ってGPX125の初期オーバーホールをほとんど終わらせておいた。
エンジンの内容としてはハイコンプピストンを足しただけの仕様で、
でも正直この仕様がリーズナブルでコストパフォーマンスが良く、
今まで作ったGPX125の仕様がこのハイコンプ仕様だったりする。
エンジンはここまで作ったけどクラッチカバーの剥離とブラストがまだだから写真のところまでで、
カバーを装着して軽量アウターローターを装着すれば完成。
暇があり頑張れば2日で初期オーバーホールは終わるんだが、
長い時間をヘッドとシリンダーの加工に費やしているから、
これが無ければ本当に早く終わるんだけど…
とくにGPX125の場合だとヘッドガスケットはメタルだから、
ヘッドとシリンダーの合わせ面の平面が大事になり、
平面研磨すると分かるが結構歪んでいて、マシニングの切削痕も残っているから、
ちゃんと平面を出さないど組み立てたくないからねぇ。

今年の初めに購入したdaytona animaレプリカエンジンなんだが、
早ければ来週中に開けてみて調べれるかと思う。
このエンジンに関しては今までの横型エンジンとは違う匂いがするから、
正直どうなるかは分かんないんだけど一番心配なのはベアリング。
1P60は日本で規格のないベアリングが使われているから本当に困ったエンジンで、
ベアリングみたいな消耗品が直ぐ買えないと修理出来ないし、
下手するとベアリングが砕けたから全損、なんて事にもなりかねない。
このエンジンは最初から5速だから腰下がどうなってるか分からないし、
だから開けるのが逆に楽しみだよね。
日本国内には現在5機のうちの2機がウチにある訳だから、
いち早く情報発信はしたかったんだが販売から2ヶ月以上経過しちゃったけど、
また身銭切ってエンジン調べて情報を公開出来ればそれで良いさ。
そんな訳で毎日ひたすらエンジン作ってるけど、
これでキャブの販売が始まったら私一人で回せるんかねぇ…