HISPECさんで製作販売しているガイドローラーなんだけど、
今回をもって販売が終了になるみたいで駆け込み購入の方が多いみたい。
優れた部品なのにどうして終了になるか聞いたら、
製作に使用していた治具がもう寿命みたいで、
さらに材料代も上がってしまったから採算が厳しいらしく、
さらにマシニングで作ってるから内部の掃除も大変なんだって。
金属の切り粉ならお金にはなるけどジュラコンみたいな樹脂はゴミでしかないから分別しなきゃいけないし、
だから一気に作って販売していたんだけど諸々の事情があり姿を消す事になるっぽい。
だけどこのまま無くなるのは非常に惜しいからウチで在庫を抱える事にした。
写真のGPXなどの中華系エンジンに使うローラーは残念ながら行き先がもう決まっているからもう無いんだけど、
国産のエンジンに使うテンショナーアームとシリンダー内のローラーセットは、
何とか5セットだけ作ってもらってウチで在庫を置くから、
欲しかったけど買い逃してしまった方は連絡下さいな。
ちなみに連絡先は
msworksjapan@yahoo.co.jp まで。
ただ在庫は少ししか無いからお早めに、とは言いたいが
まだ製作中で部品届いてないんだけど。
今は姿を消したがモダンワークスさんで売られていた強化テンショナーアーム。
製品は良いんだけど付属のローラーが悪く写真のように回転しなくなり削れてしまっていたんだけど、
このテンショナーアームの唯一の対策品がHISPECさんのベアリング入りガイドローラーで、
当然だが普通のテンショナーアームに使っただけでカムチェーンのフリクションがかなり減る。
さらにGPX125を143ccにボアアップする場合カムチェーンの張りが強過ぎてローラーがダメージを受けやすいんだけど、
その対策品としてウチでは強化テンショナーアームと強化テンショナーゴムとベアリング入りガイドローラーを指定部品として推薦している。
GPXの143ccって組んだ事ある方なら知ってると思うけどカムチェーンがピンピンだからアームやゴムにローラーは全部強化品にしないと怖いし、
さらにカムチェーンテンショナーを出来れば6Vのセミオートテンショナーにして欲しい。
セミオートだからオイル交換毎にエンジン左側面のテンショナー固定ボルトを緩めてから締める作業は必要だし、
面倒だし使いっぱなしは出来ないんだけど、
ジェネレーターを外せば任意でテンション調整出来るし、
固定ボルトを緩めればスプリングが勝手にテンションをかけてくれるから大した手間ではない。
でもさ、50ccエンジンを125ccとか140ccとか150ccに無理矢理排気量アップしてる訳だし、
そんなエンジンなんて回すに決まってるんだから、
ベアリング入りとは言え消耗品と割り切って使うのが当たり前。
自分のエンジンだってテンショナー調整の時にはテンショナーが飛び出す音がするし、
カムチェーンなんてあれだけ回せばそりゃ直ぐ伸びるよ。
だからエンジンの部品なんぞパワーアップさせりゃ寿命なんてすぐ。
88ccだって約2倍の排気量なんだから使い方によっては1万キロ持たないかもよ。
まぁ話は多少脱線したがベアリング入りガイドローラーは販売終了になるみたいだが、
値上げしてもらっても全然構わないからまた私から製作依頼するかも。
143ccのGPXエンジンを作る場合どうしても必要なんだから仕方ないもんねぇ。
※現在在庫切れで販売を中止しています。