南信州のりもの倶楽部♪

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デイトナ アニマ コピーエンジンの初期オーバーホール その2

2017年03月28日 20時08分25秒 | daytona anima レプリカ


今回は2回目って事でヘッドから調べていく。

まず燃焼室はこんな感じでスキッシュもあり排気量の割には広くはなく圧縮比は高そうで、
バルブの径は30ミリと26ミリとかなりなビッグバルブ。

写真はオーバーラップで止めてあるんだけどこれだけ開いてるからカムの交換は必要無さそう。
と言うかカムが特殊で他の部品が見つからないけど。









ピストントップはほぼフラット。
シリンダーはメッキシリンダーではなくスリーブがあるんだけどまだ余裕があり、
径は62ミリだからあと4ミリくらいボーリングは出来そうだけど、
もうピストンが見つからないし重くなるだけトルク型エンジンになっていくね。









ピストンピン径は14ミリで、
ピンの穴の中にはオイルが通るように軽く溝が切ってあった。

ピストンリングの合口が一緒なのは中華エンジンだから仕方ない。
まぁ見慣れたしご愛嬌だ。









ダートマックスの4バルブが使えるが調べたんだけど、
スタッドボルトピッチが全く違うから不可能。

ちなみにオイルラインはモンキーと同じく右下のスタッドボルトから上がっていくらしく、
クランクケースにはオイルジェットもちゃんとあった。

そんな訳で腰上はダートマックス1P60と互換性が無いから、
このまま使って壊れたらそこまでのエンジン。
ただゾンシェンのエンジンだからアローズさんにお願いして部品は買えるかもしれないけど、
多分かなり待つ事になるしそこそこ高額が予想されるかなぁ。

まぁメーカーが部品をバラで売ってくれるかも分からないし、
中華エンジンの部品って買えてもアッセンで来る事が多く、
ミッションなんかだとギアは出ないけどシフトドラムを含めたアッセンとか、
ケースは両側でないととかそんな感じかもしんない。
つまり壊さないよう使ってねって事かな。

次は腰下だけど今度。

また見て下さいな。







コメント (1)
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