今日は暇だったから雑務をこなしていたら一日がアッと言う間に終わり、
夕方からエンジンを作る時間が少し作れた。
これはロンシン125ccの140ccコンプリートに使う部品なんだけど、
残念ながら56ミリシリンダーとGPXのヘッドの面は仕上がりが良くなく、
このままメタルガスケットを挟んで組む気には到底なれない仕上がり。
よって必ず平面研磨はしているんだけど、もしやらないとどうなるかは試した事が無いから分かんないんだが。
ちなみにGPXヘッドが単品で買えるよう頼んだ張本人は私で、
でもゾンシェン製のGPX純正部品だからバルブスプリングシートと、カムスプロケットの真ん中に入っているノックピンは同梱されていないから別途用意する必要がある。
頑張ってほとんど完成させてみたが、排気量の刻印を消しちゃうと125ccだか140ccだか分からないねぇ。
125ccと140ccでの部品代の差なんだけど、
どちらも軽量オイルフィルターローターは装着するから腰下は同じと考えても、
125ccはハイカムとピストンが必要になるんだけど、
140ccはボアアップキットも安くヘッドも最初からハイカム入りだから部品代の差は実は大きくなく、
シリンダーやヘッドは再利用する125ccと比べても1万円ちょっとで140ccになってしまうから、
この部品の価格設定をした方も絶妙な感じ。
そもそも排気量の差はたった15ccしか無いんだけど、
140ccはボアストローク比がスクエアに近くなるしビッグバルブヘッドになったりと価格に合った差がちゃんとあるから面白い。
ただ同じエンジン作る場合は32丁で2穴のカムチェーンスプロケットも必要になるから忘れずに。
一応フルコンプリートとなるとミッションはトップクロスで1.043のギア比になるから、
3.4速がクロスとなり長い登り坂でストレスは感じ難くなると思うし、
GPX125のボトムニュートラルミッションを入れてフルクロスにする事も可能。
仲間とのツーリングで登り坂が苦手なエンジンはこれで解決するはずだ。
で!大変有り難い事なんだけどエンジンと車体作りのバックオーダーをかなり抱えており、
納期に関してはなかなか守れないかもしれないんだけど了承下さい。
本当は誰か雇いたいくらいなんだが誰でも出来る仕事ではないし給料払ってたら即赤字のレベルだから、
一人で頑張って少しづつこなすしかないのだ。
多分料金設定で言ったらバイク屋さんから下請けでエンジンのフルオーバーホール出来るくらいだが、
納期が厳しいと全く守れないから無理だわなぁ。
でも試しに知り合いのバイク屋さんにオーバーホール依頼の打診でもしてみるかね。