団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

雨の日に、お気に入りの名画を二人で見て過ごすなんて

2017-12-02 11:51:45 | 日記
中日新聞「くらしの作文」に「雨の日に」というタイトルで80歳の主婦の方の作文が掲載されていました。

 

 夫85歳、私80歳。
今日は朝から冷たい雨の一日です。

 「映画『ひまわり』、録画しておいたよ」と先日言っていた夫。
私がいつも、今までで一番心に残っている映画が
「ひまわり、ひまわり」と言っていたことを覚えていたようです。

 落ち着いて見られるのは今日のような日、一緒に見ました。
1970年の映画で、ソフィア・ローレン主演。
流れている音楽も私は好き。
夏にさんざんと咲くヒマワリなのに、静かでもの悲しい音楽です。

 どこまでも続いているヒマワリ畑は、兵士の眠る丘に咲いていることを知りました。
戦争の切ない悲しい物語でした。

 最後の別れの見送るシーンで、映画は終わった。
目頭に涙が伝う。
ちらっと夫を見たら、感極まった顔をしていました。

 高齢夫婦がともに見た名画は、いつまでも心に残ることと思います。

 録画で、テレビで映画を見ることができるなんて。
今の時代に限りなき幸せを得られて、本当に感謝しています。
折に触れ思い起こすことでしょう。

 私の好きな名画にありがとう。
こんな穏やかな雨の一日にありがとう。


 以上です。



「ひまわり」は、映画館でもテレビでも見ています。
何度見ても泣ける映画です。

 投稿者さんのような夫婦になりたいですね。
ご主人85歳、奥様80歳。
雨の日に、お気に入りの名画を二人で見て過ごすなんて、幸せな老後ですね。

 85歳のご主人が奥様がお好きな映画「ひまわり」を憶えていて録画し、
「録画しておいたよ」と優しく声をかけられるなんて、出来たご主人ですね。(笑)








Henry Mancini 映画「ひまわり」 Love theme from SUNFLOWER
コメント (10)
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