団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

現役の頃は、家庭・子育ては奥様に丸投げだった

2017-12-15 08:27:38 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」に、85歳の男性が「手引き歩行」というタイトルで投稿されていました。



 昨今、私は薬を友にして日々を過ごす昭和ひとけた生まれです。

 今年は、わが家の幸福を神棚に祈っていましたが、2月に家内が自宅の玄関先で転倒、
緊急入院しました。
診断の結果、脊柱圧迫骨折を告げられ、車いす生活が始まりました。

妻の体力に回復が見え始めた2ヶ月後、担当の医師から二人そろっての片手手引き歩行の指導を
受けることになりました。

 妻の手を取り、毎日助手の方の号令に合わせて指導を受け続けていると汗が出ますが、
即席介護士として勉強になりました。
妻は5月の退院後、現在のディサービスにお世話になっております。

 私の日課は、朝起きて新聞を一読してから、ディサービスに行く妻の朝食を作り、
送迎車に乗った妻に手を振り、洗濯干しが済んだら、部屋掃除です。
庭木の枝切りは、はしごに登ると足が震えます。

 私の人生は仕事ばかりで、家庭、子育ては妻に丸投げでした。
二人の息子を育て、人の悪口を言わない彼女に頭が下がります。

 それと私の嫁さんとして妻を連れてきた母方の祖母は大恩人です。
来年は私たちの結婚60年を迎えます。
平和な世の中に生かされていることに感謝します。

 以上です。


 85歳の男性、現役の頃は、家庭・子育ては奥様に丸投げだったようですが、
今は即席介護士として奥様の介護をされています。
食事作り・掃除・洗濯・庭の手入れ。
よくやられていると感心しました。
私も見習わなければと思いました。

 車椅子の方を介護するのに、片手手引き歩行なるものがあることを
初めて知りました。





このまま君だけを奪い去りたい 【DEEN】 konomama kimidakewo ubaisaritai
コメント (6)
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