団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

風邪には、卵入りのおじやとすりおろしたリンゴ。

2017-12-29 07:49:18 | 日記
 中日新聞読者投稿欄に「風邪に効く母の手料理」というタイトルで46歳のパート主婦さんが投稿されていました。


 風邪をひいたときのわが家の定番メニューは母直伝の卵入りおじやとすりおろしたリンゴだ。

 幼少期、私は病弱でよく風邪をひいた。何を食べてもおいしく感じられず食欲がうせたとき、
母はだし汁でことことと煮たおかゆに溶き卵、しょうゆなどを入れて特製のおじやを作ってくれた。
風邪になるのは嫌だったが、おじやはひそかに楽しみだった。
食後にはあのひんやりとして冷たくて口当たりの良い、すりおろしたリンゴが喉を潤してくれた。

 大学生になって一人暮らしを始めたら親のありがたみが身に染みた。
特に風邪で寝込んだときにはほとほと弱った。
困ったあげく、親友に頼んでプリンやカステラといった食べやすくて
滋養のあるものを買ってきてもらったが、母の卵入りおじやが恋しかった。

 大人になった私は今、再び親と一緒に暮らしている。
我が家の風邪対策メニューは昔のままだ。
鬼のかくらんで風邪をひいた父は母にこうせがむ。
「おーい、すったリンゴを持ってきてくれ」


 以上です。

 私も子供の頃、風邪をひくと母親に卵入りのおじやとすりおろしたリンゴを
食べさしてもらったものです。
風邪をひくのは嫌でしたが、卵入りのおじやとすりおろしたリンゴを
食べるのは楽しみでした。
不思議と1日、2日で治ったように思います。

 あの頃は卵入りのおじやとすりおろしたリンゴを
美味しく思いましたが、今食べたならどう思うでしょうかね。




森高千里さん 『渡良瀬橋』
コメント (10)
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