団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

ご近所さんに手伝っていただくとなると

2017-12-26 05:35:49 | 日記
中日新聞の読者投稿欄に「『葬儀』様変わり 寂しい」というタイトルで69歳の男性が投稿されていました。



 近所に葬儀社の車が止まっていたので、その家のお年寄りが亡くなったことを知った。
後日、近くの自治会の組長に話すと「聞いていない。弔事の際の取り決めもある。
香典などを準備しないと」と驚いた様子だった。
以前は掲示板に訃報を知らせる案内があったが、いつしかそれも取りやめになった。

 かって私の住む地区では住民の葬儀の日、係の住民が鐘を打って地区内を回ったものだ。
午後一時なら一回、二時なら二回・・・・と開始時刻も知らせていた。
そんな風習を復活させられないものだろうか。

 新聞の地方版には「おくやみ欄」があり、住所と氏名が載っているが、
公表を控える家族もいると聞く。
家族だけで葬儀をする人も増えているそうだ。
葬儀場所は斎場が主流となり、自宅で行う人は少なくなってきた。
日本は世界トップクラスの長寿社会だが、隣近所で助け合う機会が減り寂しい限りだ。

  以上です。

 この男性、69歳の年齢にもかかわらず、考え方が古いのではと思いました。
今の葬儀は簡素化に向かっているように思います。

 新聞に公表を控えるのも、大げさな葬儀をしたくないという遺族の意思からでは。
掲示板に訃報が載らないのも同じなのでは。

 斎場が主流なのも、ご近所さんにご面倒をかけずに簡単にやりたいという思いからだと
思います。
ご近所さんに手伝っていただくとなると、ご近所さんも勤めを休んだりしなくてはいけないので
ご迷惑をおかけしてしまいます。
ご遺族も葬儀終了後、疲れているのにもかかわらず、ご近所さんの慰労会を催さなければなりません。
今の世の中に合っていないように思います。

 故人が90歳近くになれば、知り合いもほとんどいらっしゃらないので、
どうしても家族葬を選択されるご遺族が多いと思います。
私はそれで良いと思っています。





黒羽町立川西中学校 昭和42年度卒業 人生の扉
コメント (8)
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