団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

父の教え

2017-12-04 05:52:34 | 日記
  中日新聞の読者投稿欄に72歳の左官さんが「父が教えた人生の浮沈」というタイトルで、投稿されていました。


 40年以上前、父が癌で亡くなったとき、人の誕生や逝去には潮の満ち引きが関係していると聞きました。
父の命が尽きたのは干潮の時間帯でした。

 戦後まもない私の幼少期、父は留守がちで継母ときょうだいとの生活は本当につらいものでした。
父と話した記憶はほとんどなく、私は中学校卒業と同時に出て、左官の親方の下で修業しました。

 結婚し子どもが生まれたら、父が泊まりに来てくれました。
そこで父は「人生には波が何度かある。いくら頑張ってもうまくいかない時は
波が来ていないのだから焦らずじっと待つ。
うまくいっている時は波に乗っているのだと安心して。
でも決して調子に乗ってはいけない」と言いました。
初めて父に大切なことを教わった気がしました。

 父の言葉を何度も噛み締めて来た私も父の享年64を超え、
今は波に身を任せています。


 以上です。


 投稿者は、お子様の頃 あまり父親と話される機会がなかったようですが、
初孫を見に来られたのか、お父様が投稿者の家に泊まられた時、
お父様から「人生には波が何度もある」という教えを授かられたようです。
その言葉を糧ににして、投稿者も人生の荒波をうまく泳がれたようです。
親というものはありがたいですね。

 私は父親からそのような教えを聞いた憶えはないですね。
私も息子に言ったことがないです。(苦笑)

 ただ「人の誕生や逝去には潮の満ち引きが関係している」という話は、
母親から聞いた憶えがあります。





池上線 森昌子 Mori Masako
コメント (14)
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