団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

人生百年時代といっても、百歳まで生きるのは難しいですね。

2021-11-10 01:10:21 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「待合室で」というタイトルで、98歳の女性が投稿されていました。

 「ママさん、あなたの元号がないよ」。

 9月の初めにもらった風邪が長引き、咳が止まったのは月末。

 体力が衰え、聴力も弱ったので、初めて伺った耳鼻科でのこと。

 待合室で持参の週刊誌を拾い読みしている私の前に、代筆で記入しようと、私の申込書を持った息子が、受付から来て、やや焦り気味の声。

 私は慌てなかった。

 同様のことが、これで3回目だったから。

 「ではね、西暦の年号を書いておいて」と頼み、四桁の数字を伝えて、まずは一件落着。

 丁寧に聴力も検査していただき、午後には帰宅したものの、何かしら腑に落ちない一日だった。

 人生百年時代のキャッチフレーズを、何かにつけ見聞きする昨今、間近とはいえ、まだ百歳に満たない私の元号がないとは。

 大正の時代はわずか十五年。

 昭和に比べると四分の一もないけれど、私には大事な元号。

 そういえば「大正は短いけれど、祖国のために尽くして戦死された若い方の率は一番高い時代」と、やはり大正生まれだった主人の言葉を思い出す。

 何にしても今しばらくは、書類の生年月日の元号欄には大正の「T」を先頭にしてほしい。

 衒(てら)うことなく気持ちよくTの字に丸をつける日を楽しみにしている。


 以上です。


 投稿者さんは98歳なのに、くらしの作文に投稿されるなんて元気そのものですね。

 大正時代の方が生きていらっしゃったら、100歳近くになるんですね。

 私の両親も大正生まれでしたが、98歳まで生きるなんて無理でした。

 うちの母親は頑張って84歳まで生きました。

 人生百年時代といっても、百歳まで生きるのは難しいですね。

 この方は元号の「T」を入れて欲しいようです。

 書類の先頭の欄の「S」を二重線で消して、ご自分で「T」を書かれたらいかがでしょうか。

 私の場合パソコンを使いますので元号は面倒で、西暦に統一してほしいと思っています。



いのちの歌 - 竹内まりや
コメント (4)
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